No.12631 カペシタビンについて

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2021.03.23 匿名 0 Comments

HBOC 早期トリプルネガティブ乳がん、左乳房全切除、浸潤径6mm、Ly0、v0、悪性度3、ki67 60%、術後化学療法( ddEC+ddPTX)を終了し、経過観察となっております。私が希望したためだと思いますが、カペシタビンを服用してもかまわないということを主治医から聞きました。すでに最終化学療法から半年以上も経っております。服用した方が再発転移リスクは下がりますか? 適応外の治療(CREATE-X試験)であると理解しており、十分なデ-タもないと思います。副作用があることも理解しておりますが、服用し、再発転移リスクが下がるのであればと思っております。宜しくお願いいたします。

 

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2021.03.23 清水 0 コメント

CREATE-Xは、トリプルネガティブ乳がんに対して術前化学療法を施行し、術後の病理検査でがんが残った症例に対してカペシタビンを使うか使わないかの試験で、使ったほうが再発が減ったというものです。ですから、厳密な意味では貴女には適応されませんし、保険適応外の使用法であるという問題もあります。しかし、その結果を拡大解釈すれば、カペシタビンが貴女に有効である可能性があるとも言えます。保険適応の問題は医学を離れた社会的な問題ですので、とても難しいです。主治医の先生とよく話し合ってください。(文責 清水)

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