No.12686 乳がんの転移胸壁腫瘍

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2021.06.27 N.K. 0 Comments

現在56歳です。17年前 乳癌施術Ⅱb、術前EC+T 結果ER2+ PgR1+ ハーセプト0

リュープリン5年、ノルバ8年目に胸骨傍リンパ転移。リュープリン+フェアストン、アリミデックス、閉経によりフェマーラ5年服用、少しずつ増悪。イブランス+フェソロデックス、一年で増悪、ゼローダ8ヶ月で胸部の前肋軟骨の場所の外側に胸壁を破って腫瘍が盛り上がる、ハラヴェンに変更。ハラヴェン 今年の2月から3ヶ月は良く効く、胸壁腫瘍縮小でリンパも縮小、ハラヴェン継続。しかし、5月半ばと6月半ばの1ヶ月で胸壁腫瘍が日に日に盛り上がり、胸と背中が痛む。現在ピンポン玉の大きになり、薬変更予定。

ゲノム検査でも、ぴったりな抗がん剤がないようで、アロマターゼに変異をもつ炎症があるとのことでした。こんなに急に薬が効かなくなるのでしょうか。ほとんど薬を使ってしまっていると言われました。今後、どのような治療が考えられるのでしょうか。胸壁腫瘍は手術でとれないのでしょうか。また、この1ヶ月不眠のため、不安や緊張を和らげる薬を精神科でもらい飲みました。身体は楽になりましたが、良くなかったのでしょうか? 主治医は飲んでいいでしょうと言っていますが、気になります。よろしくお願いいたします。

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2021.06.27 0 コメント

17年前に乳がんの手術を行った後、再発を経験し、その後も長期にわたって前向きに治療に臨んでおられる姿勢に敬服いたします。術前治療も併せ多くの薬剤を使用して現在に至っており、今後の治療はさらに考慮を要する場面であると考えます。ゼローダ、ハラヴェンを使用して比較的早期に再増悪している現状を鑑みて、「アバスチン+パクリタキセル療法」の使用を推奨してみたいと考えます。またこのような状況下で、心配で不眠となってしまうのも致し方ない部分があると思います。睡眠の確保はとても重要ですので、そのために抗不安薬の使用は決して有害とは考えません。(文責 谷)

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