No.12976 ロゼウス続けるか?他に治療はあるか?

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2023.07.16 HK 0 Comments

58歳、17年前 乳癌手術2B、術前EC+T、ER2+、PGRI +、ハーセプト0、放射線。リュープリン5年、ノルバデックス8年、胸骨傍リンパ節転移。フェアストン・アリミデックス・フェマーラ5年、少しずつ増悪、イブランス、フェソロデックス8ヶ月、ゼローダ8ヶ月、胸骨肋骨外側にピンポン玉くらい盛り上がる。ハラヴェン6ヶ月、ジェムザール6ヶ月、アフィニトール・アロマシン10ヶ月。肝臓転移、リンパ多発、肺転移、パクリタキセル2クール、肝臓増悪、現在ロゼウス3クール。2クールの時コロナにかかり、21日休薬し再開。1、2クールでは副作用はありませんでした。3クール1 の時、投与後6日後、顔、腕、首に赤み、一晩で消えるものの、食べ物か薬疹かわからず。3クール2の時、投与6日後、全身赤く発疹、37℃、発疹がでては消えるを一晩中繰り返したが、翌日消える。受診し、薬疹だといわれる。タリオンを毎日飲み、沢山発疹がでたら、デカトロンを服用と言われる。その後、顔と腕に軽くでるが、少したつと消えました。治療は薬を使い果たし、最後の抗がん剤ロゼウスやるか無治療かと言われています。

1)このような副作用があっても続けるものでしょうか。今までほぼ副作用がなかったので怖いと思いました。

2)脇や鎖骨リンパは、放射線はほかに散らばるからよくないと言われていますが、できないのでしょうか。

3)他に治療はないのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

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2023.07.16 須田 0 コメント

1)抗癌剤は、癌細胞と同時に正常細胞にも影響を及ぼし、それらが副作用として現れます。副作用の程度は個人差が大きく、副作用について理解し、治療することが重要です。3クール目の薬疹がロゼウスに因るものだとすれば、4クール目を行う場合、投与は十分注意をし、途中中止も考慮しながら施行することになると思います。主治医の先生とご相談しながらベストな選択をしてほしいと思います。

2)再発によるリンパ節転移に対する放射線治療については、放射線療法自体が局所の療法ですので、再発の治療には採用されません。

3)再発・転移に対するホルモン療法で黄体ホルモン療法(ヒスロンH)が行われていないようですので、主治医と一緒に検討されてはいかがでしょうか。(文責 須田)

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