No.12989  乳がん ルミナル HER2術後治療について

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2023.09.26 O 0 Comments

2022.12月の宣告、針生検
ルミナルHER2(+3)、ステージ2B、リンパ転移1個、グレード2、ER 90%、Pgr 30%、MIB(ki値) 70%

1~7月で、EC療法4クール、ウィークリーパクリタキセル&ハーセプチン(4回)パージェタ(4回)終了

8月末に皮下乳腺切除術&自家組織再建 終了。術後病理結果は完全奏功、術後ki値等の詳細数字は出されず不明。前主治医からは、完全奏功なら、術後ハーセプチン&パージェタ9か月、10年ホルモン治療との説明でした。現主治医は、ハーセプチンのみ9か月(13回)、10年ホルモン治療(タモキシフェン、シュープリン)との判断。

1)元々リンパ転移あり・MIB70%・HER2陽性で、悪性増殖度も高いのに、パージェタ省略は大丈夫ですか? 主治医は、完全奏功ならハーセプチン単剤、残存ならカドサイラ+パージェタとの見解。どこ調べてもハーセプチン&パージェタ14回と記載があり、不安です。パージェタしたい意思伝えても不要と言われ、来月から始まります。

2)ハーセプチン14回ではなく13回。回数も減らして大丈夫なのでしょうか?

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2023.09.27 俵矢 0 コメント

術前化学療法後に残存病変がある場合は、通常カドサイラのみで14回追加です。パージェタは追加しません。完全奏功し残存病変なしの場合は、術後ハーセプチンだけにするのか、パージェタを追加するかはいずれもありだと思います。みなさん、その患者さんの病状や合併症や経済的負担も考慮して選択していると思います。「前の先生はパージェタもと言われていましたが、パージェタを追加しないことのメリット、デメリットはなんですか?なぜ先生は不要と思われるのですか?追加しないことを不安に思います」と、今一度聞いてみたらいいかもしれませんね。 周術期の抗HER2両方は合計一年間とされているので、術後の回数は13回でも14回でも大差ないかと思います。(文責 俵矢)

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