No.13003 早期乳がん タモキシフェン5年 アナストロゾール1年の再発率

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2023.11.17 M.M. 0 Comments

47歳で、早期乳がんです。現在54歳です。

腫瘍の大きさ1×0.8×0.8(DC ISを含めると1.2cm×1㎝×0.8㎝、浸潤性乳管癌 硬癌、「グレード1(NA2,MI1)、 組織学的波及度:g、 リンパ節転移なし(0/6)、 ステージI、 U I C C:ステージI A、 切除断端:陰性、 ERスコア3b,Pg Rスコア2,HER2スコア1+、 k i67 index:2.5%

センチネルリンパ節No.2で2mmの範囲にL C I Sを認める 他は明らかな悪性所見なし。

術後、放射線治療、リュープリン注、タモキシフェン5年、血液検査、エコー

閉経を確認して、ドクターは要らないと言ったが再発が怖くてお願いし、アナストロゾール1年で膝関節が激痛、日常生活に影響が出る。毎日ロキソニンと湿布。アナストロゾールを休薬し、膝関節の体操を毎日。その後1ヶ月程で嘘のように痛みは消失。ドクターに、休薬して再開か、別の薬に変えてもらえるように頼むが、「タモキシフェン5年、アナストロゾール1年でも充分治療した。後は1年後に予約を入れて」と言われ、「なぜ閉経後のアロマターゼ阻害薬を続けさせてもらえないか、ちゃんとわかるように説明して下さい。」と言ったら、5年薬服用と10年服用の生存率の計算式を見て、「5年服用で10年生存率は94%で、10年服用で95%、僅かな差で、副作用の方が心配だから、あなたの場合、おとなしい癌だから閉経後の薬はもう要りません」と言われました。再発率が知りたかったのですが・・・。

上記タイプの私のガンの状態で、アナストロゾールはもう必要ないですか? あと5年飲みたかったのですが、断られてしまいました。アナストロゾールを5年飲んだ方が再発率が下がると、ネットの医療機関の記事で見たりしていて、あと5年、何とか飲めないかと悩んでいます。必要無いと強く言われ、食い下がれませんでした。私のガンの場合、アナストロゾールが本当に不要か、タモキシフェン5年とアナストロゾール1年と、タモキシフェン5年とアナストロゾール5年では再発率はどのくらい違うのでしょうか?生存率はわかりましたので、「再発率」が何%違うのか、副作用が出ている場合は断薬しか方法が無いのか知りたいです。Q O Lをとってこのまま断薬か、セカンドオピニオンで他の病院でお願いし、アロマターゼ阻害薬を出して貰おうか、とても迷っています。ご意見を伺いたいです。よろしくお願いいたします。

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2023.11.17 俵矢 0 コメント

遠隔転移再発なのか、局所再発も含めてなのか、再発率が何を指すのかによっても違うと思います。死亡率よりも再発率の方が少し高いと思っていただければいいですが、2倍3倍になるわけではないと思います。ステージIですし、ホルモン療法は5年で良いかと私も思います。タモキシフェン10年とタモキシフェン+アロマターゼ阻害剤を合計10年の違いを直接比較したようなデータはなかったかと思いますが、タモキシフェン5年よりはアロマターゼ阻害剤5年の方が再発率は少し低くなるので、確かに飲めればアロマターゼ阻害剤の方がリスクはもちろん下がるだろうと思います。しかし、その差は少ないので、「関節痛が激痛」ということであれば、無理にアロマターゼ阻害剤を続けることはないようには思います。

もちろん納得いかなければ、セカンドオピニオンに行かれるのはいいのではと思います。(文責 俵矢)

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