No.13028 オンコタイプDxの数値の評価に関して

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2024.01.31 匿名 0 Comments

昨年12月に乳房部分切除術を受けました。術当時49歳 閉経前。病理検査の結果、8.0mm×8.0mm  進展度 f 、 pT1b、リンパ節転移なし(センチネルリンパ節生検2箇所)Surgical margin(-)  intraductal spread(+)  comedo pattern(-) calcification(-)Nuclear grade 1 Histological grade II リンパ管侵襲像あり 静脈侵襲像なしHER 2/neu 1+ ER3+ PR3+ ki67 32.4% p53−

オンコタイプDxの値によって化学療法を受けるかどうかは、中間値だと迷うところと思いますが、臨床試験の結果:50歳以下 閉経前再発スコア16-20の場合、上乗せ効果1.6%と微々たるものですが、臨床的リスクで判断するとあります。私の場合、2センチ以下、組織学的グレード2と、低リスクに当てはまるのですが、病理の結果のリンパ管侵襲像あり(資料によってはこれで全身転移の可能性も考え化学療法追加検討の一助になると書いてあるものがあります)の場合、私と状況が同程度の方で化学療法を過去に追加した方はおられますか? また21から25の場合(50歳以下、閉経前、リンパ節転移なし)、化学療法を検討するや推奨すると書いている先生がおられます。先生の場合、私の病理の状況の場合、いくつ以上なら化学療法をした方が良い、また幾つの間なら本人の意向でと、日常診療でお話されていますか?

そもそも化学療法は閉経に持っていくことで効果が得られているという考えのもと21から25で内分泌療法に加えLHーRHアゴニスト(ソラデックスなど)でも良いのでは?という先生もいます。ただアメリカの臨床試験の結果はまだのようですが、何歳くらいまでLHーRHアゴニストを検討しますか?

オンコタイプDxの結果で、主治医と相談して化学療法をするかどうか検討することになるのですが、その前に自分の中で色々決めておきたいと思い、お聞きしております。少しでも再発リスクを減らすことができるなら化学療法を受けた方が良いのではないかと考えております。お忙しいところ大変恐縮ですが、早めにお返事いただければ幸いです。

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2024.01.31 石川 0 コメント

1)50歳以下、閉経前、リンパ節転移なしですが、リンパ管侵襲像あり、Ki67 32.4%と高値から、オンコタイプDxの値がそれほど高くなくても、絶対的ではありませんが、私は化学療法を推奨すると思います。

2)LHーRHアゴニストは2~5年で区切る場合が多いですが、血中のホルモン(E2,FSH)を測定して、ほぼ閉経と確認できるまで注射を続ける場合もあります。(文責 石川)

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