No.13037 トリプルネガティブ 特殊型乳がんの化学療法

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2024.02.13 M.M 0 Comments

2023年11月に温存手術を受けました。トリプルネガティブ乳がん・浸潤径 11×7×9㎜・ステージ1・グレード2・リンパ節転移なし・ki67 10%程度・断端陰性。病理組織診断報告書に Carcinoma with apocrine differentiationとありました。               

1)アポクリン癌ということでしょうか。

2)アポクリン癌の場合、トリプルネガティブであってもリンパ節転移がなく、ki67 が低値の場合、化学療法はなしで、経過観察の選択も有るでしょうか。

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2024.02.13 清水 0 コメント

標本を見ていないのでわかりませんが、carcinoma with apocrine differentiationとApocrine Carcinomaは、ほぼ同義と考えて良いと思います。アポクリン癌の予後は、その例数が少ないことから正確なことはわかっていませんが、通常型である浸潤性乳管がんと同等もしくは良好と考えられている様です。少なくとも、浸潤性乳管がんのtriple negative乳がんよりは予後は良いのではないかと思います。腫瘤径11mm,リンパ節転移なしであれば、経過観察という選択肢もあると思います。(文責 清水)

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