No.13066 ホルモン治療の上乗せ効果について

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2024.05.06 A.O. 0 Comments

57歳、左胸浸潤がん、全摘、リンパ節転移なし、胸壁面断端陽性(非浸潤)、ER+、HER2-(1+)、Ki67 30%、グレード1、オンコタイプDX 17
標準治療としてアストロゾール5年服用をすすめられました。遠隔転移のリスクを下げる効果は理解していますが、無治療の場合と比べた上乗せ効果を知ったうえで判断したいと思います。オンコの結果を見て、なかば自動的に処方箋が出され、質問するタイミングを失ってしまいました。5年という長期にわたる治療になるため、副作用も心配です。骨密度がもともと低め(年齢平均より-10%)なので、注射とサプリを併用すると言われました。上記の診断結果の場合、ホルモン治療の上乗せ効果はどのくらいか、アロマターゼ抑制剤の効果と副作用いついてどのように評価したら(治療をするかしないか決めるうえで)よいのか、教えていただければ幸いです。

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2024.05.06 俵矢 0 コメント

リンパ節転移なしでステージIですかね。IIですかね。そこの違いで再発率や、ホルモン療法の効果の幅は少し違うと思いますので、なんとも言えないですが、いずれにせよ年齢とOncotypeDx リスクスコア17を考えますと、KI67が若干高いものの、アロマターゼ阻害剤の内服は妥当な治療方法ではないかと考えます。副作用としては関節痛や骨密度の低下等があると思います。 (文責 俵矢)

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