No.13079 アポクリン癌の予後

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2024.06.11 みかん 0 Comments

2年前にステージⅠの乳がんで全摘→再建しました。ホルモン療法中です。当時からしこりを感じていましたが、なんでもないと言われており、医師が変わったため生検をやったところ、やはりこちらも悪性でした。自分で気づいてから1年半くらい放置していたので、結構進んでおり、病理結果は浸潤径:3.5×3.5cm、リンパ節転移:2/8(術前検査ではなしとの予測)、核グレード:1、組織学的グレード:1、Ki67:10%、トリプルネガティブ、アポクリン癌ステージⅡBでした。もちろん化学療法一択という説明でしたが、色々考えた末、放射線治療25回+5回のみ行いました。やはりこの場合は再発・転移率はかなり高いでしょうか。自分で決めたことなので、転移したらどうしようとかというわけではなく、客観的に自分は今後どうなのかを知りたいと思いました。

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2024.06.11 清水 0 コメント

一般論として再発転移するかどうかは誰にもわかりません。”わからない”では困るので、医師は過去の臨床試験の結果から得られたエビデンスを参考にして再発転移のリスクが少なくなる治療法(ガイドラインに記載されている治療法)を推奨します。しかし、その治療法を行ったら必ず再発しなくなるわけでもなく、治療しなかったら必ず再発転移をするというわけではありません。あくまでも再発転移のリスクが低くなるということです。そして、それぞれの治療法には再発転移を減らすというメリットに対して、副作用というデメリットがあります。そのことをよく考えて出した結論であれば、あとはそれに従っていくべきだと思います。私個人としては、アポクリン癌は予後の良い(転移再発のリスクが低い)がんと思っていますので、貴女の転移再発率は化学療法を行った場合よりは高いでしょうが、”かなり高い”とは思いません。(文責 清水)

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