No.13081 トリプルネガティブ ki67 低値の抗がん剤(HPNo.13037)

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2024.06.11 M.M. 0 Comments

以前、13037で質問させていただきました。

トリプルネガティブ、ステージ1(腫瘍径1.1㎝)グレート2、リンパ節転移なし、断端陰性、センチネルリンパ節生検0/1

病理診断書に、「全体的にアポクリン化生傾向が見られ、Carcinoma with apocrine differentiationを考えますとありましたがアポクリンがんということでしょうか。」と質問させていただき、標本を見ていないのでわかりませんが、アポクリンがんとほぼ同義語と考えますとお答えいただきました。その後5月の定期検診の際、主治医に同じ質問をしたところ、アポクリンがんではないと思うけど…との返事でした。再度、質問させて下さい。
1)アポクリンがんではないとして、トリプルネガティブの場合、ステージ1、 ki67 10%の低値でも抗がん剤治療は必要でしょうか。

2)抗がん剤の上乗せは期待できますか。

3)2月の検診で、主治医より経過観察でいいのではとお話があり、その提案を受け入れていましたが、アポクリンがんではないとしたら、本当に抗がん剤治療しなくてよかったのか?と不安になっています。術後半年以上経過していますが、今から抗がん剤治療を受けても効果はありますか。もう遅すぎますか。どうしたら良いのかわからなくなっています。

再度の質問で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

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2024.06.11 清水 0 コメント

1)乳がんの術後の治療を考えるときには、必要か必要でないか?ではなく、自分の乳がんの再発のリスクが高いか低いか、それに対してその治療法はどの程度そのリスクを下げてくれるのかによって判断します。貴女の場合、T1(1.1cm)N0ですから、通常であれば10年の再発のリスクは10%以下だと思われます。トリプルネガティブであることを考慮すると若干高くなりますがそれでも10%を超えることはないと思います。一方、抗がん剤の効果を考えると、T1N0の乳がんに対してはほとんど化学療法は行われないので、T1N0が臨床試験の対象になることはありません。ですから、T1N0乳がんに化学療法を行ったら実際にどの程度の効果があるのかは不明です。stageが進んでいる方の化学療法の上乗せ効果は目一杯見ておおよそ半減です。ですから、このデータをT1N0乳がんに準用するとすれば、最大で再発のリスクが5%以下になるということになります。このメリット大きさが抗がん剤の副作用に見合うかどうかの判断です。

2)上述の通りで、上乗せすればそれなりの効果はあります。しかし、効果が期待できるかどうかは貴女がどのくらい効果を期待しているかにかかっています。

3)術後半年経ってからの抗がん剤治療の効果があるかどうかを検証した報告はありません。しかし効果がある治療法なら、いつやっても同じではないかと思います。(文責  清水)

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