HPNo.13217 これからの治療について(HPNo.13212-2)

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2025.05.14 匿名 0 Comments

はじめまして。40歳で左乳房全摘後の治療についてお伺いします。

乳管内成分優位の浸潤癌

腫瘍径58×12×55mm   浸潤経13×10×15mm   ER  95%  PgR 70% ki-67LI 10%  HER2 +2(fish陰性)   センチネルリンパ0/8

脂肪浸潤 コメド型 石灰化 壊死 EIC 全て+です。リンパ管侵襲あり Ly1

1)腫瘍径と脈管侵襲があるので全摘ですが、放射線は必要でしょうか?

2)ステージは2bになりますか?

3)コメド壊死、HER2+2、硬癌、EICなど術後次々にわかり不安です。この事で再発率は高く予後不良因子でしょうか?

4)HER2の検査と今はオンコタイプの結果待ちで、術後2カ月も無治療になりますが大丈夫でしょうか?

5)オンコタイプ高リスクなら抗がん剤ですが、この場合の中間リスクでの治療はどうなりますか?

6)もし低リスクならタモキシフェンにリュープリンも必要でしょうか?

7)悩んでいますが、再発防止のためにやるべき事は少しでもしたい気持ちがあります。抗がん剤TC療法を追加してもルミナールAなので効果はないのでしょうか?

晩期再発や遠隔転移を考え、毎日不安で過ごしています。

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2025.05.14 清水 0 コメント

1)リンパ節転移がないので、放射線治療は必要ないと思います。

2)最大浸潤径が15mmでn0なので、stage 1です。

3)いずれも予後不良因子ではありません。

4)問題ありません。それよりも正確な情報を取得すること方が重要です。

5)Oncotype Dxでは化学療法を上乗せした場合のメリットのお大きさが数字で示されますので、それをみて考えて下さい。

6)リュープリンの追加の有無は議論があるところです。月経停止による更年期障害の副作用が強いので、一般的はリンパ節転移があって再発リスクが高いと考えられる場合に推奨されます。ただ、40歳という年齢がかなり若年なので、若年ということで上乗せが良いのではという考えもあります。主治医の先生とよく相談して下さい。(文責  清水)

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