No.13258 術後治療について

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2025.08.11 H.Y. 0 Comments

6月に部分切除の手術を受け、その病理検査が出ました。

ホルモン受容体 陽性、 大きさ 1.2×1.5、 grade 1、 HER2 陰性、 ki67 20%、 リンパ転移 1 微小転移 1

リンパ転移があり閉経前なので化学療法をやると言われました。化学療法のリスクを考えると出来れば避けたいと思っており、オンコタイプを希望しました。先生は、オンコタイプは数字だけ、やっても高い数字が出ると言われ、結果がどうあれ化学療法をすすめる様子にも感じました。色々な方の情報をみると、リンパ転移あり閉経前でもオンコタイプをみて方針を決める事もありますが、やって意味がないものなのでしょうか?不安に思い質問させて頂きました。

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2025.08.11 鈴木 0 コメント

ご質問ありがとうございます。閉経前でリンパ節転移がある場合、オンコタイプDXの検査を受けて、再発リスクが0-25と出た場合(一般的には、化学用法を行うかどうか悩むグループ)でも、化学療法の上乗せ効果があります。閉経後であれば、このグループでは化学療法の上乗せ効果はありません。もちろん25以上と出れば、閉経前、後でも化学療法の有効性が確実ですので、化学療法は勧められます。従って、閉経前でリンパ節転移が陽性なら、再発スコアが、どのような結果になるにしても、化学療法の上乗せ効果が証明されていますので、オンコタイプDXの検査はやる意義は乏しくなると考えます。術後の再発予防の化学療法は、化学療法のリスクより、再発予防効果が高いとされるので成り立っている治療法です。好きで化学療法を受ける方はいませんので、お気持ちは察しますが、しっかりと治療を行い、完治をめざしてほしいと思います。もちろん、化学療法を行わなくても再発しない方もいますし、化学療法をしても再発する方がいることも事実です。ご本人でよくお考えになり、納得のいく治療を受けてください。(文責 鈴木)

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