No.13260 ベージニオの次の治療薬について

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2025.08.24 Y.S. 0 Comments

2021/12左乳癌の手術、ルミナールA/ステージ1/HBOC陰性で、その後タモキシフェンを服用しておりました。2024/12に肺多発転移が見つかり、生検の結果、ホルモン陽性で性質は原発巣と変わらず、リュープリン、ベージニオ、フェマーラに薬が変わり治療を続けております。主治医からは、2年半から3年くらいベージニオを続けられることが多いと聞いていますが、次の治療は何が候補となるのでしょうか。また、いくつも治療法はあるかと思いますが、何を先ずおすすめされますか。まだ今の治療を続けられると思いつつ、不安に感じることもあり質問させていただきました。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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2025.08.24 0 コメント

stageⅠ、ルミナルAの乳がん術後3年に多発肺転移が見つかって、現在ベージニオとリュープリン+フェマーラによる治療を続けておられるということ、数々のご心配やご苦労のなか大変な思いで頑張っておられることとお察し申し上げます。治療内容からまだ閉経前と考えられますが、今後治療法を変更する際には、変更するに至った病状がどのようなものか、あるいは現在の治療の効果やこの治療を行っている期間の体調や副作用の種類・程度などを総合的に判断して次の治療を決定することになります。その時点でまだ閉経前であるとすると、1)リュープリンは継続のままフェマーラをフェソロデックスという筋肉注射のホルモン治療に変更する、2)リュープリン+フェマーラはそのままにして、ベージニオをよく似た作用機序であるイブランスに変更する、3)カペシタビンまたはTS-1などの経口抗がん剤に変更する、4)EC療法、タキサン系(ドセタキセル、パクリタキセル、アブラキサンなど)などの注射による抗がん剤療法に変更する・・・・などが考慮されることになると思います。いずれにせよ今後そのようなときが来た際に主治医の先生とよく相談して決定することになりますので、現時点では「後ろにまだまだたくさんの治療法があるので、いまは現在の治療をより長く続けられるように頑張ろう!」との思いで継続していただきたいと思います。応援しておりますので頑張ってください。(文責 谷)

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