No.13262 ルミナルA 全摘 腋窩郭清後の治療

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2025.08.28 Y.Y. 0 Comments

2024年12月初めに以下の診断です。49歳です。子どもが小学生、中学生です。

ER+、PgR+、HER-2 -、Ki67 10%でルミナルA。 MRIで右乳房内に広範囲に存在。CT、PETで腋窩リンパ節腫大あり、縦隔リンパ節腫大あり、他臓器転移なし。病期T2N1M1(縦隔リンパ節) stageⅣ

とにかく小さくするため、抗がん剤FECを4クールし、よく効いたためタキサン系に変えるのをやめてFECを更に4クールやりました。造影剤MRI、CTで検査したところ、腫瘍は縮小し、腋窩LN、縦隔LNも縮小した、との診断で、タキサン系抗がん剤をやるか手術をやるか提案され、減量手術(右乳房全摘、右腋窩リンパ郭清)をしました。病理検査結果はこれからです。今後、手術前に聞いているのは、内分泌療法(ホルモン剤)+放射線照射(縦隔リンパと脇にあてる)です。CDK阻害薬を使うのか聞いたところ、使うそうです。手術後にガイドラインを目にし、まだちゃんと読めていないですが、FECは副作用のデメリットが上回るため今はやらないと書いてあったため、今まで信頼してきた担当医の治療提案をそのまま受け入れていいのか不安になりました。病理検査結果にもよりますが、今のところ、今後の治療としては今の提案の治療を受けていいものでしょうか? また、患者会で知り合った患者に、ステージ4で手術は禁忌だと脅されましたが、担当医を信頼して手術を選びました。その患者会の場所を提供した病院の乳腺科医と話す機会があり、ステージ4は一般的に共存を目指すため、手術はしない、FECは強すぎるからホルモン剤を使ってゆるやかに治療していくものだと言われてしまい、恐怖を覚えました。よろしくお願いします。

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2025.08.28 0 コメント

1)最近行われることが少なくなったFEC療法を行ったこと、2)ステージ4乳がんに対して手術を行ったこと、これらの選択を行った主治医の先生が提示する治療である内分泌療法+分子標的治療(CDK4/6阻害剤)+放射線療法を今後も受けてよいのか?とのご質問であると思います。まずこれまで行ってきた治療法は決して間違った治療法ではないと思います。FEC療法とEC療法の治療効果は同等であるという臨床試験の結果より、最近ではEC療法を用いることが多いと思いますが、それ以前はずっとFEC療法が第一選択となっていました。また、乳がん治療においてはstageⅣだと手術が禁忌ということでは決してなく、安全に且つ効果の高い治療選択と考えた場合には、stageⅣの患者様に手術を行うことは普通に行われます。また、現時点での貴女にとっての今後の治療法には多くの選択肢があるように思われますが、放射線療法+内分泌療法にCDK4/6阻害剤(イブランスまたはベージニオ)を加える治療法は非常に有力な治療法だと私も考えます。私見としては、主治医の先生を信用して、今後も提示される治療をお続けになることが良い選択であると考えます。是非頑張ってください。(文責 谷)

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