No.13270 術後の治療方針について

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2025.09.14 N 0 Comments

よろしくお願いします。2カ月前に右胸全摘しております。

ER 陽性、Pg R 陽性、HER2 陽性 2+、ki-67 50%、術後の生検にて 組織的核グレード2、リンパ節転移  1個、広汎な浸濁 あり、腫瘍径 35×22mm

オンコタイプDXの結果、再スコア 22 5年遠隔再発率 10%  CT の上乗せ 2.7 %  定量的単一遺伝子スコア34  8.6 ER 陽性  7.8 PR 陽性 9.3 HER2 陰性

治療方針として、タモキシフェン10年、CTの上乗せが高いからリュープリン3年、遠隔再発率が10%と高いからTS-1を勧めらました。10%は高いのでしょうか? TS-1はやりたくないと思っています。再スコアが22 だけれども、CTの上乗せが2.7%と高めである事、点滴の抗がん剤を譲歩してやらない変わりにリュープリン三年と提案されています。52才で、閉経前になります。DXのスコアが全ての項目で高めの様なので、どの様な治療方針を提示されるかお聞きしたいのですが…。

1) DXのスコア、CT上乗せ2.7%と高いから、点滴の抗がん剤が必要か、それとも少しでも再発率を下げる為、後悔しない為にTS-1をやるべきか。

2)CTの上乗せ効果が2.7% と高いから、リュープリンを三年するべきか?

3)色々調べて、個人としては、タモキシフェン10年、+してもリュープリンまでかと。

ご意見よろしくお願いします。 

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2025.09.14 清水 0 コメント

1)遠隔再発率 10%、化学療法の上乗せ効果7%というOncotype DxのDATAはその通りで、あとは貴女がこの値を高いと感じるか低いと感じるかで、化学療法の上乗せを考えてください。同じ数字を見て、ある人は化学療法の上乗せを選択しますし、ある人は選択しません。貴女はどうしますか? TS-1も同じで、約2000人の再発リスクの高い乳癌術後の方を半分に分けて、片方は内分泌療法のみ、片方は内分泌療法+ TS-1としたところ、再発が16->11%に減少したというDATAです。

2)化学療法の上乗せ効果とリュープリンの投与の有無は関係ありません。リュープリンについては、タモキシフェン単独とリュープリン5年を併用した場合の比較DATAで、リュープリンを併用した方が再発が6%減少したというDATAに基づいて使うか使わないか決めていただきます。

3)ご自分の決定ですので、それで良いのではないでしょうか(文責 清水)

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