No.13271  HPNo.13242のその後の治療について

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2025.09.14 匿名 0 Comments

HPNo.13242 「非浸潤性乳がん→全摘後の再発転移」で質問させていただいた者です。その後PET検査の結果から、転移はなく、胸壁の局所再発であることがわかりました。放射線治療を25回+5回行い、現在はリュープリン5年とエキセメスタン10年を予定しています。最近副乳が腫れぼったく、背中にも違和感があることがあります。放射線治療やホルモン治療の影響かもしれないとのことでしたが、それを話したのがきっかけだったのか、エキセメスタンの副作用が今のところ見られなかったのがきっかけだったのかはわかりませんが、TS-1を追加してみましょうということで薬をいただいてきました。現在41歳ということ、胸壁再発ということを踏まえると、飲む価値はありますでしょうか? よろしくお願いいたします。

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2025.09.14 清水 0 コメント

この状況でTS-1を追加すると良いというDATAも、追加しても効果がないというDATAもありません。TS-1は再発乳がんに使うことが保険で認められている薬なので、使うことはできます。以前は内分泌療法に化学療法を上乗せしても生存率の改善は見られないことから内分泌療法は単独で行い、内分泌療法の効果がなくなったら化学療法を行うという考え方が主流でした。しかし、最近乳癌術後の一部患者さんに内分泌療法にTS-1を上乗せすると再発が減ったというDATAが出たため、その結果を流用して、様々な状況で内分泌療法にTS-1の上乗せを勧める先生が増えているように思います。私の個人的な意見は、内分泌療法は単独で行い、効果がなくなったら化学療法を使うという従来の考え方が良いのではないかと考えています。TS-1も副作用の強いお薬ですから、試しに飲んでみて、副作用を見てから決めるという選択肢もあると思います。(文責 清水)

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