No.13281 術前術後の病理の結果について

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2025.10.01 AKI 0 Comments

質問よろしくお願いします。毎年誕生日の月(7月に検診)に乳がん検査をしています。私は47歳。四年前に母がトリネガということもあり、毎年検査を受けています。7月中旬にエコーでしこりがあると言われ、穿刺しました。一週間後の結果の際、初期の乳がんと言われ、大きな病院へ紹介されました。その時の結果は、エストロゲン50% プロゲステロン50% ki67 15% HER2 2+で、FISH陰性 腫瘍の大きさは1センチくらいでした。紹介先の病院で色々検査をし、転移もなく、そこにとどまっているおとなしいガンであろうと言われ、ステージ1、ルミナールaでした。

手術も部分切除でした(9月上旬)。二週間後の病理の結果で、浸潤ガン ガンの大きさ13ミリ グレード1 リンパ節転移なし 脈菅侵襲なし ホルモン受容体 両方陽性 ki67 15%。 HER2がまだ出ていなくて、FISH検査中です。 先生からは、ほぼ陰性でかえってくるからと言われましたが、HER2が陽性のこともあるのでしょうか? あまり考えても仕方ない、陰性の率が高いから大丈夫と思いながらも、結果が出るまでやはり不安です。ちなみに遺伝子検査は陰性で、オンコタイプまでやろうかと思いましたが、不要といわれました。よろしくお願いします。

 

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2025.10.01 須田 0 コメント

日本病理学会の「乳癌における HER2 検査・病理診断ガイドライン」により、HER2 の適正な検査・病理診断の標準化および精度管理が行われています。ガイドラインでは「検索対象組織は乳癌の原発巣または転移巣のホルマリン固定、パラフィン包埋組織を用い、浸潤部を検索対象とする。」とあります。

貴女の場合、「7月の組織診(浸潤部かどうか不明)の時点ではFISH陰性であった。そして9月の術後病理検査では日本病理学会のガイドラインに従って検索対象組織である浸潤部を検索中。」ということです。7月に採取し検査した部分が癌の浸潤部であったかどうかにより異なる結果になる可能性はあると思われますが、結果が出るまで待ちましょう。(文責 須田)

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