42歳です。昨年2月の乳がん検診は異常なしでした。今回、「左乳房微細石灰化集簇(新出、増多あり、要精密検査、保険診療)両側乳房良性石灰化、その他両側乳房異常なし。精密検査は、3Dマンモグラフィ、ハンドヘルドエコーを予定しています。」と手紙がきました。これはどういう状態なのでしょうか? この場合は、自分で触ってわかるものなのでしょうか?心なしか左の乳腺を押さえて触ると、硬いようなぼこぼこしたような感じがします。とても不安ですので、よろしくお願いいたします。
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「今回の検診マンモグラフィで、昨年見られなかった石灰化が今年は見られたので精密検査をしましょう。」といった案内ですね。石灰化とはカルシウム成分が結晶化して乳房内にとどまったもので、多くは良性の変化で出現するのですが、がんの始まりに出現することがあるので、その場合はよく調べる必要があります。マンモグラフィにうつる石灰化の形や拡がり方で、悪性を全く疑わないものから悪性を強く疑うものまであり、今回は悪性を疑う石灰化がうつっていたのだと思います。もし悪性が見つかったとしても、ごく初期の病気である可能性が高く、怖がらずに早々に受診していただくことが得策です。また石灰化が出現していても、初めの頃は触って気づくことはまずありませんが、時間が経って病変が進行してくると、一部の範囲が硬く触れるようになることもあります。お手紙の指示通りに、早々に受診することをお奨めいたします。(文責 谷)
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