No.13287  異型小葉過形成、今後の検査について

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2025.10.05 Y.N. 0 Comments

海外在住で、現地で医療を受けているため、日本での見解を教えていただきたく存じます。エコー検査で0.5cmほどの塊が同じ場所にかたまって5つあったため、海外で超音波ガイド下の生検をうけました。マンモグラフィーでは異常がみられません。結果は、「線維嚢胞性変化および管内乳頭腫、通常型管上皮過形成の顕著な所見、局所的な異型小葉過形成が認められる、DCIS(非浸潤性乳管癌)や浸潤性悪性腫瘍は認められない」とのことで、今後は1年後のマンモグラフィーとエコー検査をすすめられました。質問は、異型小葉過形成がある場合でも、経過観察の検査は半年などではなく1年ごとでよいのか、です。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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2025.10.05 0 コメント

異型小葉過形成(atypical lobular hyperplasia ALH)は、以前は初期のがんとして扱っていた時期もありましたが、ここ最近、それ自体はがんではないことがわかっております。ただ今後がんの発生率が通常より高いことは事実であり、それを踏まえてしっかりとした検診の受診が望まれます。経過観察の期間に関して、決まった取り決めは日本でもありませんが、今回しっかりと組織検査まで行って結果が出ていますので、1年後に検査したら進行していて手遅れ、といった可能性はまず無く、私見では1年後の検査で十分であると考えます。(文責 谷)

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