No.13292 断端までの距離について

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2025.10.21 MIMI 0 Comments

HPNo.13278で質問させて頂いた者です。前回は回答ありがとうございました。また病理結果を見ていて気になる事が出てきたので、質問させて下さい。8月に右乳房上外側部の部分切除をしました。術後病理結果の内容で、「断端からの距離:皮膚側 2mm,胸壁側<1mm(いずれも浸潤部)」とあり、気になっています。色々調べていると、2ミリ以上のマージンが再発率を下げるような記事を見かけました。私の場合、胸壁側が1ミリ以下となっていますので、マージンが少なすぎるのではと思い、断端陰性ということでしたが、陽性なのでは?と不安です。他の情報として、浸潤径は0.8×0.6 cm、pT1b、リンパ節転移なし、センチネルリンパ節転移なし、核グレード1、組織学的グレードⅡ、ホルモン感受性(ER、PgRともに90%)、HER2 陰性、ki-67 0,7% という結果で、現在放射線治療中(16回),ホルモン療法でタモキシフェンとゾラデックスを服用中です。断端がギリギリで切り取られているので、「身体側へ残っているのでは?マージンが少ないので再発率が高いのでは?」と気になります。放射線治療も16回で大丈夫でしょうか? 全摘の方が良かったのかなと不安もあります。回答よろしくお願いします。

 

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2025.10.21 石川 0 コメント

術後病理結果で断端からの距離が一般的には5mm以下の場合は、追加切除か放射線治療が選択されますが、個々の状況で最適な治療方針が決まります。追加切除は皮膚側 は余裕があるので容易ですが、胸壁側は大胸筋や肋骨も削らないとできない場合もあり、難しい大きな手術になってしまいます。また一般的には局所再発制御と治療成績(予後)から見ても、放射線照射治療が第一選択となると考えます。(文責 石川)

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