No.13302 ニュープリン 手根管症候群

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2025.11.03 T.F. 0 Comments

今年4月に乳癌が見つかり、ルミナールA、.ホルモン受容体陽性(ER8.PgR8)、HER2(1+)で、5月のGWに部分切除とセンチネルリンパ節生検を受けました。術後の結果、リンパ転移なし、30×10ミリ大の非浸潤癌に6ミリの浸潤乳管癌があり、組織型は硬性型、核グレード3、組織型的グレード3、ki67.21.3%でした。その後、放射線治療(20回)、タモキシフェンの服薬と半年に1度リュープリンのホルモン治療を開始し、7月頃から右手の痺れ強張り、9月には左手も痺れだし、整形外科を受診したところ手根管症候群と診断、手術が必要とのこと。整形外科の先生は、「ホルモン治療の影響が大きいのではないか」と。乳腺外科の担当医に相談し、リュープリンを止めましょうと言われましたが、再発など、止めるリスクが高いのではないかと不安です。現在48歳、手術時は閉経していません。

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2025.11.03 鈴木 0 コメント

ご質問ありがとうございます。ホルモン治療に伴う手根管症候群との関連についてです。リュープリン、タモキシフェンとも女性ホルモンに作用する薬剤で、どちらも頻度は高くはありませんが、骨関節に対しての副作用は起こります。日常生活に影響がでる人もいます。今回の手根管症候群が、リュープリン、タモキシフェンの副作用かと言われれば、可能性としてはあり得る、となります。リュープリンだけが原因とは言い切れません。手根管症候群は更年期の方に多いので、今回のホルモン治療含めて、自然な閉経期に近づいていることも要因だと思います。手根管症候群の症状も大変ですが、ホルモン治療を休止するかどうかは、主治医とよくご相談ください。乳がんの治療を進めていく立場とすれば、余程、継続できない状況で無い限り、ホルモン治療は続けていただきたいとは思います。(文責 鈴木)

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