右乳がん部分切除、大きさ8ミリ、検体の中に2ミリの乳がんあり、ルミナールAステージ1、グレード2、ki 10から20パーセント、リンパ転移なし、脈管浸潤静脈にあり(どの位かは分かりません)
グレード2と脈管浸潤ありの為、オンコタイプを出して頂きました。オンコタイプの結果は低いと病理検査から予測していましたが、スコア27という微妙な結果になってしまいました。遠隔転移は14%です。何故病理検査では、あまり悪くない乳がんと思っておりましたが、オンコで自分の検体は微妙な値です。先生は、抗がん剤は考えておらず、これが倍位の大きさだったら考えるし、8ミリで見つかっているので抗がん剤はしなくて良いし、前はタモキシフェンのみの結果なのでと言われました。今はレトロゾールの薬を10年飲む事によって遠隔転移は抑えられるし、8ミリで遠隔転移は余り考えないと言われました。私的にも抗がん剤はしたくないのですが、検体の中に2ミリの乳がんもあり、主治医は繋がっていた乳がんなのか?5ミリスライスなので分からないと言われました。私の様な微妙な値の結果「スコア26以下は抗がん剤なし」の場合、抗がん剤はした方が良いのか? 8ミリと2ミリの乳がんは切除済みです。放射線治癒も2.8Gy18回も終了しました。放射線治癒、レトロゾール10年の治療方法でいいのでしょうか?他の先生の意見もお聞きしたく質問させて頂きました。宜しくお願い致します。
オンコタイプDX検査は化学療法をした方が良いのではと迷う方々に対しての検査ですが、オンコタイプDXの一番の目的は、化学療法が不要な患者さんを見つけ出すことだと考えられています。そして、この検査で化学療法の必要性を完全に判定できるわけではありません。T1b(浸潤径0.6~1cm)n0(リンパ節転移なし)症例ではオンコタイプDX検査を積極的に推奨しないという報告があり、主治医はこの報告に準じてホルモン療法のみを提案されたのだと思います。またRxPONDER試験では、オンコタイプDX検査の結果で、A)RS0-15 B)RS16-20 C)RS21-25 D)SR26-100の4グループに分け化学療法併用の対応が検討されましたが、貴女の場合はRS27で、Dのグループとなり、化学療法併用となります。いずれにしても貴女の状況を一番把握してくださっている主治医の先生とよくご相談の上、納得のいく治療を選択してください。(文責 須田)




