No.13308 ベージニオ減薬の副作用変化について

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2025.11.17 H.Y. 0 Comments

肺とリンパに転移が見つかり、ベージニオ+フェマーラ内服を始めて5年半になります。飲み始めの頃は副作用の下痢が酷く、1ヶ月で150mgから100mgに減量しました。その後、赤血球値とヘモグロビン値が低くなり、1年後には赤血球が200台に、ヘモグロビンも10以下になりました。以前から赤血球値が240以下になるようなら減量も考えようと言われていて、数値が低いので、今から2ヶ月前にベージニオを100mgから50mgに減量となりました。

減薬前(9月):白血球 3300、赤血球 211、ヘモグロビン8.2

減薬後(11月):白血球 3400、赤血球 230、ヘモグロビン8.7 でした。

2ヶ月間減薬した後の検査結果が、減薬前と殆ど変わりありませんでした。直ぐには値の結果が出ないのでしょうか? 2ヶ月間では変化は未だ見られないのでしょうか? 個人差があるのでしょうか? 下痢の副作用は減薬前よりかなり治まっている様子です。この結果について、主治医は「どうなのかなぁ」と、分からないみたいでしたので、こちらの先生方の意見をお聞きしたいと思いました。もしも直ぐに減薬の結果が出るはずと言うのであれば、今の減薬の意味は無いのでしょうか? そうだとすれば元の100mgに戻した方が良いのでしょうか? 宜しくお願い致します。

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2025.11.17 0 コメント

乳がんの再発治療でベージニオ+フェマーラを5年半も継続できていることは素晴らしいことであり、この治療法がとてもよく効いていると評価して良いと思います。これも一つには早いタイミングでベージニオの減量に踏み切ったことが功を奏していると考えられます。今回赤血球の減少(すなわち貧血)の進行が認められたため、さらに減量したとのことですね。減量してからまだ2ヶ月ですから、急に貧血が大きく改善することは考えにくく、それでも赤血球数もヘモグロビンの値も少し改善が見られておりますので、私見としてはまずまずの経過とみて良い気がします。ですから再度100mgに戻すことはお奨めできません。50mg投与のままで、もう少し経過を見られたら如何でしょうか?(文責 谷)

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