No.13314 オンコタイプDXの結果の受け止め方と、主治医への相談の仕方

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2025.11.20 M子 0 Comments

No.13299で回答いただいたものです。その節はありがとうございました。オンコタイプDXの結果が出たのですが、どう受け止めていいかわからず戸惑っています。お考えをお聞かせください。

62歳、浸潤性小葉癌、しこりの大きさ5.2㎝。2025年10月、左乳房全摘、ER:50%、PgR:0%、HER2:0、Ki67:5-10%、核グレード1、リンパ管浸潤:なし、血管浸潤:なし、リンパ節転移なし、ステージⅡB
病理結果から、主治医より、ホルモン療法(アナストロゾール)の他に、化学療法も考えた方が良いというお話があり、オンコタイプDXを申し込みました。

<オンコタイプDXの結果>再発スコア:29、10年遠隔再発率(TAM単独):17%
主治医に上乗せ効果を聞いたところ、「再発リスクが10%くらいになる」と言われ、TC療法を勧められました。
治療期間が3か月と短めだったのは嬉しかったのですが、やはり副作用が恐ろしく、そのことは主治医にお話したのですが、それ以上、何を相談していいかわからず、治療を受けることにしました。

しかし、「再発スコア26以上は化学療法上乗せが推奨される」というのは理解していたのですが、再発リスクが17%と知って、それほど高い数字ではないように思え、さらに抗がん剤上乗せして10%(=下がり幅が小さい)になることが大きなメリットなのか、イメージが湧きません。一方、抗がん剤の副作用の後遺症で末梢神経障害が続いたり、薄毛(禿)になったりして、その後のQOLが落ちるのではないかと心配でなりません。くよくよして眠りが浅く、胃腸の調子も悪く、このままでは抗がん剤をやる前に消耗してしまうと焦りを感じます。抗がん剤をやるのなら前向きな気持ちで取り組みたいので、何か頼みにできる考え方があれば教えてください。または、抗がん剤をやらないことも視野に入れて、もう一度、主治医と話してみたいとも思いますが、主治医に何をどう相談していいかわかりません。どうか、アドバイスをお願いいたします。

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2025.11.20 0 コメント

乳癌術後に抗がん剤を行うべきか否かでとても悩んでおられることがよく伝わってまいりました。オンコタイプDXの結果では再発スコアが29であったことより、化学療法の上乗せを推奨といった結果もよくご理解されておられるようですね。それでも貴女が迷っておられるのは、17%という再発リスクを高いと考えるかそれほど高くないと考えるか、また行うべき抗がん剤療法の副作用をとてもつらい(耐えられない)と考えるか許容範囲と考えるか、これらは個人差が大きい事柄である故だと思います。まずはこれらについてもう一度自分自身によく問いかけて、自分の素直な答えを出してから主治医の先生と相談されることをお奨めいたします。(文責 谷)

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