No.13324 病理検査とオンコタイプの結果の違い

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2025.12.10 K子 0 Comments

64歳。右乳がん部分切除、大きさ8ミリ、検体の中に2ミリの乳がんあり、ルミナールA、ステージ1、グレード2、ki 10から20パーセント、リンパ転移なし、脈管浸潤静脈にあり(どの位かは分かません)、段端陰性 。以上が病理の結果です。オンコタイプの結果、スコア27、遠隔転移16%。病理は普通な速さで育つ癌と言われました。病理の結果から低い数値が出ると思っていましたが、病理の結果とオンコタイプの結果のどちらが私の乳癌なのでしょうか?両方とも私の検体ですが・・・。

又、8ミリの乳癌の遠隔転移は少ないのでしょうか?先生は、8ミリで遠隔転移は余りないと言われました。レトロゾール10年、放射線18回の治療方法でいく予定です。又オンコタイプは大きさが1センチ以上の人がするみたいですが、私みたいな人はオンコタイプをやる必要はなかったのでしょうか? オンコタイプの結果は高くても余り考えないでよいのでしょうか?メンタル面が弱く、オンコタイプを出して安心したかったのですが、かえって迷ってしまっています。お力をかして頂けたらと思います。宜しくお願い致します。

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2025.12.10 清水 0 コメント

結論から言うと化学療法をお勧めします。確かに8mmの乳がんの遠隔転移は少ないですが、その少ない転移はOncotype DxのRS scoreが高い人で起こるのです。Oncotype Dxをしなければ、病理の所見から小さなガンでリンパ節転移もないのだから遠隔転移率は10%以下で内分泌療法だけで良いでしょうということになっていて、遠隔転移していた可能性が高くなっていたと思います。Oncotype Dxを行ったことで、貴女のがんの遠隔再発率は18%と病理所見からの予想より高いこと、化学療法方の上乗せ効果が書いてあったと思いますが、あなたの遠隔転移の確率はその上乗せ効果分だけ18%から下がります。貴女は化学療法のメリットを享受できる方の一人だと思います。(文責 清水)

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