No.13352 ルミナールAとルミナールBの区別について

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2026.02.09 そらのいろ 0 Comments

ステージ1 Aで、昨年12月に乳房全摘しました。腫瘍は小さかったのですが、乳頭に進展していたため、全摘しました。手術前の病理検査ではルミナールAと言われましたが、術後ルミナールBになりました。医師が、ルミナールAとBをどのように区別しているのでしょうか? ki-67が各施設のカットオフ値を超えており、かつ、腫瘍の悪性度が2以上であれば、Bになるということでしょうか? 私の理解は合っていますか? 教えていただければと思います。

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2026.02.09 須田 0 コメント

乳がんの治療方針を決めるにあたって、「サブタイプ分類」が利用されています。サブタイプ分類は、本来乳がん組織の遺伝子検査の結果によってわかるものですが、遺伝子検査をすべての患者さんには実施できないので、遺伝子検査の代わりに免疫組織化学法の結果で便宜的に分類してサブタイプ分類に模した名付けをして利用しています。

「ルミナル」とはホルモン受容体陽性のことで、「ルミナル」であればホルモン療法の効果が期待できます。そのうち「ルミナルA」は予後が比較的良好でホルモン療法単独で効果が期待されるタイプ、「ルミナルB」はホルモン療法に加え化学療法を行うことも考えたほうがよいタイプです。ただし、遺伝子検査の代わりに免疫組織化学法の結果で便宜的に分類したものであり、免疫組織化学法の結果の判定が明確でない部分があり、分類の基準が定まっていないため混乱をきたし易いことになります。

本来は、乳がん組織の遺伝子検査の一つであるオンコタイプDXの判定により、化学療法が必要でない「ルミナルA」を見つけ出し、ホルモン療法単独とします。『オンコタイプDXの判定により化学療法が必要でない』以外の判定は、「ルミナルB」とし、ホルモン療法に加えて化学療法を行うかどうかは様々な情報を組み合わせて決めることになります。

便宜的な分類によるサブタイプの「ルミナルA」か「ルミナルB」の区別については、オンコタイプDXを行えば、すっきりすると思います。貴女の乳がんの病理検査の情報について一番わかっていらっしゃる主治医にお話を伺い、納得のいく治療をしてください。(文責 須田)

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