非浸潤性乳管がんと診断されました。しこりはありません。きっかけは検診で、マンモでは、カテゴリー5でした。その後、クリニックで改めてマンモ、エコー、針生検をしてタイトルどおりの診断がされ、現在は大学病院で診察を受けています。大学病院では、改めてマンモ、MRI、CTなど、ひととおりの検査が終わりました。結果、マンモやMRI でも怪しいところはあるが範囲がはっきりしないので全摘、とのことになりました。この診断にモヤモヤしています。検診とクリニックのマンモでは異形細胞が確認できたのに、大学病院では、はっきり分からない。つまりがんが消滅した、という可能性はないのでしょうか?
実は、25年~30年以上前の話になりますが、約5年間に3回ほど、しこりを切除したことがあります。針生検では悪性かどうか判断できず、しこりを切除して検査したところ、いずれも良性でした。また、それ以降も、しこりはいくつも出来ては消え、出来ては消えを繰り返していました。乳がん検診では、しこりがあるときは要精密検査、との診断がつく時もありましたが、しこりがないときは、異常なし、との診断でした。現在は、しこりはありません。また子宮筋腫もできやすく、これもまた消えたりできたりを繰り返しています。自分で触って分かるくらいの大きな筋腫です。現在は1つあります。
がんが消滅することはないのでしょうか? 大学病院のMRI(最新のもの)ではっきり分からない状態で全摘するのが最善策なのでしょうか。
ご質問有難うございます。「非浸潤がん」と診断されていて、その診断に間違いがない(クリニックでの病理のプレパラートを大学病院でも診断してもらい、非浸潤がんの診断がつくのであれば、間違いではない)のであれば、手術が必要になります。異型細胞が検出されたのは、クリニックのマンモではなく、針生検の結果ですよね。画像はあくまでも画像なので、何か病変が存在する、怪しい所見がある、という話で、がんの確定診断をするものではありません。エコーで写り、マンモで写らない、MRIも写らない、などのことは、よく経験します。この状況で、範囲がわからないから、全摘を勧めるというのは、画像をみていない立場からすると、それが正しいかどうかは判断しかねます。がんが消滅することはなく(もしかしたら、針生検でかなりの病変が取り切れてしまうことはあり、その場合は、画像で写らなくなることも想定できます)、あくまでも画像で写らない、に過ぎません。よく、ご相談され、判断に悩むなら、セカンドオピニオンも検討されてはいかがでしょうか?(文責 鈴木)




