No.13383 トリプルネガティブ ステージ1術後の抗がん剤治療をするべきかどうか

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2026.05.16 I 0 Comments

60歳。派遣社員で、フルタイムで働いている主婦です。

術前組織検査 :  検査内容 吸引生検浸潤性乳管癌

組織型 硬性癌 核異型度 1 ER ー、 PgR ー、 HER2 ー、 ki-67 3%

この結果を踏まえて、手術は右乳癌部分切除とセンチネルリンパ生検を行いました。

手術結果 : 浸潤径 1.5×1.5×1.0cm 組織型 硬性型 リンパ管侵襲 1

脈管侵襲 0 リンパ節転移 ー、 断端 ー、 核異型度 1

術後の病理結果を踏まえて、腫瘍内科医からTC療法(ドセタキセル+エンドキサン)を3週間で4クール後、放射線治療を提案されました。治療を始めて、つらい、やりたくないとなったら途中でやめることも可能だし、最初からやらないという選択もあると説明を受けました。また日本ではないNCCBを用いた大規模後方視的研究では、5年生存率 化学療法群93% 非化学療法群80%と説明を受けました。このような場合、やはり術後抗がん剤治療を受けたほうがいいのでしょうか? トリプルネガティブですが、ki-67 が3%なので、進行速度は遅いようなのですが、出来れば抗がん剤治療を受けたくないと思っています。仕事もしており、今後も仕事は続けていきたいと思っています。4か月近く治療に専念すべきか、経過観察にすべきか悩んでいます。今後の治療について、腫瘍内科医との面談で決めかねて、また次回の面談の時に返事をすることになっています。ご意見をお聞かせいただければと思います。

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2026.05.16 石川 0 コメント

 トリプルネガティブ乳癌ですが、ステージでリンパ節転移(-)なので、放射線治療も行うのですから、副作用の少ない経口の抗がん剤だけの適応でも悪くないとように思えます。私自身のトリプルネガティブ乳癌治療経験では、Stageの4症例で、経口抗がん剤のみで、全例10年間無再発の症例を経験しています。ただ ki-67 が3%と低値ですが、浸潤径1.5×1.5×1.0cm、リンパ管侵襲 ly1なのが気になります。一般的には、主治医としては化学療法を第一選択として勧めるのが普通だと思います。(文責 石川)

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