初めてご相談させていただきます。1月の人間ドックで、「右M域に、FADが顕在化している・・・カテゴリー3」と診断され、針検診で組織病理検査をしました。エコーでは大きさは9×8×9㎜でした。免疫染色検査の結果、「CK5/6,CD10,p63のいずれも(乳管は陽性ながら)増殖巣内に陽性細胞は全く見られず、増殖細胞はびまん性均一にER陽性です。DCIS考えられ、Ki‐67陽性率20%と概算、HER2スコア 1+ 陰性(低発現)、ホルモン受容体スコア 陽性、 ER 3b PS 5 IS 3 TS 8 PgR 3a PS 4 IS 2 TS 6 でした。
4月に温存の手術を受け、その後レトロゾールを服薬しています。今後7月ごろから放射線の治療を行うとの事です。主治医の先生の話では、手術では病巣周辺とセンチネルリンパ節生検査の結果は、いずれも陰性だったとのことです。お聞きしたいのは、先生のお話では非常に初期、しかも質の悪くない乳がんなので、心配いらないとの説明でしたが、この状態のガンでも放射線治療は必要でしょうか。私の場合、血液検査でいつも白血球の数が少なく、免疫力の低下が心配です。また、主治医の先生からはoncotype DX の話は出ませんでしたが、検査をすれば今後の治療の判断に有益でしょうか? ご回答、宜しくお願いいたします。
乳癌に対して乳房の部分切除をした場合は、原則として残った乳房に対して放射線治療を行うことが強く推奨されています。病理学的には癌が取り切れていると判断されていても、残った乳房内のどこかに癌が隠れていることがしばしば認められるからです。また乳房への放射線照射では、全身の免疫機能にはあまり影響を及ぼしませんので、白血球数が多少低いことは問題なしと考えます。一方でOncotype DXは、再発予防として抗癌剤をするべきか否か迷った際の指標となりますが、貴女の乳癌はDCISであり、抗癌剤の使用は不要と考えられますので、主治医がOncotype DXの提案をしなかったものと考えます。(文責 谷)




