No.13409 石灰の増加

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2026.07.07 S 0 Comments

41歳です。2年前に初めてのマンモグラフィで石灰があると指摘され、その後石灰が増加していたため、MRIと組織検査をしました。その結果、何事もなかったため超音波で経過観察をしています。最後のマンモグラフィから一年経ったので、本日マンモグラフィをしたら、石灰がまた増えていました。そのため、またMRIと組織検査をすることになりました。増加するのは、やはり良くないことなのでしょうか? 先生がいつもより深刻のようなご様子だったことが、とても気になっています。

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2026.07.07 清水 0 コメント

最初にマンモグラフィー(以下MMG)の石灰化について説明します。MMGで見える石灰化には良性石灰化と悪性の石灰化があります。その区別は一個一個の石灰化の形、大きさと、石灰化の分布によってがんが作った石灰化(全てのがんが石灰化を作るわけではありませんが)と考えるか、がんが作ったことを疑う石灰化なのか、良性の石灰化なのかを鑑別します。典型的な例ではわかりやすいのですが、特に石灰化の数が少ない場合は、その分布がどうなっているのか判断できないことがあり、判定に迷うことはよくあります。その場合、超音波検査(US)やMRI検査を参考にして考えますが、もう一つは経時的な変化(がんが作った石灰化の場合がんの増殖に伴って石灰化が増加する)を見ることで判断します。そして、どうしてもがんが作った石灰化かどうかの鑑別がつかない場合は、マンモトーム生検を行うことになります。貴女の場合、まさにこれに相当していると思います。初回のMRIで異常所見がなかったのであれば多分心配ないと思いますが、主治医の先生は念を入れて検査を勧めているのだと思います。心配しすぎないで主治医の先生の指示に従うことをお勧めします。また石灰化で見つかるがんは極めて早期の非浸潤がんであることが多く、その場合は浸潤がんになるまでに数年かかることもよくありますので、焦る必要はありません。(文責 清水)

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