Question

No.12971 全摘後の浸出液について

1月に右胸全摘した79歳の叔母ですが、退院して間もなくしてから浸出液が溜まりだしました。自己血を入れると止まるとのことで、今まで2回ほどしましたが全く止まらず、2週間で350ml溜まるようになってきました。5月に入り熱感をもつようになり、検査すると細菌感染しており、5日間抗生剤服用しました。熱感はなくなったものの浸出液は止まっていません。この間、再び検査すると、まだ細菌感染しており、抗生剤の服用が開始となりました。今は洗浄を通院で1週間に1回しています。術後からもう半年も経ち、細菌感染などして敗血症などにならないのか心配しています。治療方法は、洗浄する他はないものなのでしょうか? 入院して毎日洗浄したほうが早く治るのではないかと考えているのですが、そこらへんはいかがでしょうか? 経過が長いだけに自己血を入れるなども含め、治療方針は大丈夫なのか、治療が他に何かないものかと疑問を持ち始めています。

No.12970 HER2陽性乳がんの治療について

母親(64歳)がホルモン感受性なしのHER2陽性乳がんとなり、手術を受けました。手術後の治療方針について悩んでいます。主治医の先生から提案されたものは、ハーセプチンのみ1年間投与するというものでしたが、調べたところ化学療法と併用する治療法が一般的なように感じ、主治医に相談したところ、希望すれば化学療法と組み合わせることも可能とのことでした。ハーセプチンのみの投与で問題ないものでしょうか? セカンドオピニオンでは抗がん剤併用をすすめられました。病理検査の結果を記載します。

全体:15×15×15mm
右C、Tm
Invasive ductal carcinoma,scirrhous type
浸潤径=浸潤径+入管内進展巣:11×6mm,pT1c
リンパ節転移なし
断端までの距離:断端露出
脈管侵襲:Ly0,V0
組織学的波及度:f
組織学的グレード:II
核グレード:1
ER:陰性
PgR:陰性
MIB-1 index:15%
腺管形成スコア3
核異形度スコア1

No.12969 DICSで全摘出後の再発率

今年2月に両側乳房にDCISと診断され、4月に乳頭乳輪温存型乳房全切除の手術をアメリカで行いました。インプラントで両側即時再建実施。手術後の病理の結果は以下のとおり。

右: DCIS, グレード2、necrosisなし、cribriform/papillary, 断端陰性の診断も断端近接右前方1箇所で1.7mm

左: DCIS, グレード2、necrosisなし、cribriform/papillary, 断端陰性の診断も断端近接が左上外側3箇所で1mm以下(横幅8mm、4mm、2mm)

手術をした乳腺外科医からは放射線治療は元々勧められなかったのですが、放射線腫瘍学の専門医からは左乳房への照射のみを勧められました。全摘出後の放射線治療はあまり多くないと聞いており、放射線療法による再発率の低下の引き換えで副作用(含、インプラントへの被膜拘縮)の発生、QOLの低下を懸念しています。全摘出後の再発率は全体で数%(1桁台)と聞いたのですが、断端近接がある場合で放射線治療をしなかった場合の再発リスクがどの程度上がるのか気になっています。その上で、放射線治療を今行うか(左部分の照射のみ)、定期検診を欠かさずに経過観察で様子を見るべきか決めたいと考えています。なお、術後2ヶ月経過した先日MRI検査を行い、断端近接があった場所での取り残しは無いと診断されています。

No.12968 皮膚のかゆみが辛く、どうしたらいいでしょうか?

2019年、乳がんope後、抗がん剤治療と放射線治療をしました。現在はホルモン療法をしています。タモキシフェンとリュープリンで治療をしています。昨年夏ごろより、足や手に痒みを覚え我慢してきましたが、日常生活が辛くなってきました。どうしたらいいでしょうか?

No.12967 妊娠中 ステージⅢ相当の乳がん

今妊娠32週で、ステージIII相当の乳癌と診断されました。まだ3歳と1歳の子供がおり、抗がん剤も髪の毛が抜けるタイプを使用していくとの事で、現状を理解するのにまだ時間がかかりそうです。生存率もステージIIIになると一気に下がりますし、不安に押しつぶされそうです。もしかしたら4相当の可能性もあると思うと…。生存率上げるためにやれる事はありますか? まだ34で、これからだと思っていたので、こんな所で終わりたくありません。

No.12966 TC療法後TS-1を1年間服用するべきか?

1月20日に右乳房切除、リンパ節郭清手術をしました。 ステージ2A、腫瘤径1.1センチ、リンパ節転移1/12、切除断面 陰性、ly1 、組織悪性度2 、エストロゲン受容体 陽性 、プロゲステロン受容体 陽性 、HER2 1+陰性、 ki67 19%

術後TC療法3週間×4回を終了、手先の痺れ、涙目、浮腫、顔に色素沈着の副作用があります。その後TS1を服用しましたが、涙目、下痢、胃痛があり、休薬しました。 主治医の先生からは、減薬して1年間服用をする事を勧められました。私としてはTC療法の副作用も残っている中で、再発率と生活の質を考えると、TS-1を1年間続けるべきか悩んでいます。TS1を服用した方が良いのか 減薬して続けた場合効果も少なくなるのか? 教えていただきたいです。

No.12965 手術後の不妊治療について

術前化学療法なしで全摘し、病理検査結果、非浸潤がんと診断されました。以前から不妊治療で体外受精をしており、現在凍結胚盤胞が2つある状態です。これらを使った不妊治療を再開することは問題ないでしょうか。

No.12964 術後のリンパ液を抜かない

2年前に左乳房全摘手術をしました。担当医が管を抜いた後、リンパ液を抜く必要はないという方針です。なんとなく左乳房があった場所に液が溜まっている感じがあるのと、右乳房側に痛みがあります。痛みがあっても病気は見つからないので、そのままです。このままで大丈夫でしょうか。

No.12963 非浸潤のステージ0と診断された後

組織診でステージ1か2相当の浸潤性乳管癌と診断され、しこりが3cm程度あり、病変も広範囲に広がっていたため全摘手術をしました。以下は詳しい病理検査結果です。

T0N0M0:ステージ0、浸潤部なし:pT0、腋窩リンパ節転移なし:pN0 0/3、女性ホルモン受容体:ER陽性 40-50%、PR陽性 5-7%、術後は不明ですが組織診の時点のKi-67:19%

1)浸潤部はなく、非浸潤がんステージ0で、根治と考えてもいい状態と説明されました。術前に浸潤疑いもあった上、しこりも大きかったため、本当に浸潤がんでなかったのか不安です。良い方に診断が転じることもあるのでしょうか?

2)細胞と組織の顔つきは不明、HER2受容体は浸潤していた場合にしか調べないらしく、がんの悪性度など気になっていたのですが、非浸潤がんだと必要性がないということでしょうか?

3)術後の補助療法として、組織診の時、浸潤の疑いがあったため、予防としてタモキシフェン5年服用をしてもいいし、どちらでもいいと言われています。ホルモン受容体は陽性ですが、劇的に効果がありそうな数値ではないのかなという自己判断です。同じような症例の方の多くは、どちらを選択しているのでしょうか?