No.13030 最終診断について

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2024.02.07 M.S. 0 Comments

右乳がん全摘しました。術前のマンモトーム結果で、8ミリ浸潤癌、ホルモン強陽性、ki67 5%の診断で、術後病理結果は、2ミリの浸潤癌、ホルモン強陽性、ki67 5% センチネル陰性 脈管侵襲なし グレード1で、タモキシフェン5年内服治療となりました。医師から、浸潤2ミリだけど、マンモトーム結果から、浸潤5~7ミリT1b と伝えられ、マンモトームは8ミリ浸潤で何故5~7ミリ???と、考えてもわかりせん。マンモトームではサブタイプの他、完全な浸潤径がわかるものなのでしょうか? 最終診断は、手術標本なのかマンモトーム診断となるのか、教えて欲しいです。

 

 

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2024.02.07 清水 0 コメント

最終診断は針生検(マンモトーム生検等)の標本と摘出した標本の二つで総合的に判断します。通常は大きな浸潤癌の一部を針生検で診断することが多いので、摘出標本の診断が最終診断になることが多いのですが、貴女のように小さな浸潤癌の場合、針生検の方が浸潤部が大きいという現象が起きます。この場合は8mmが浸潤径と考えます。サブタイプについても同様で、通常は大きな摘出生検の標本で判断しますが、貴女の場合は針生検標本の浸潤部のサブタイプの結果で判断します。(文責 清水)

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