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相談室(No.11901〜)

このページは乳がんに関する不安や悩みを解消していくことを目的としています。皆様からの乳癌に関する情報、体験談、意見、質問などをお待ちしております。 個人および病院への攻撃や中傷に関してはお答えできませんので、あらかじめご了承下さい。

ご相談メールの投稿はこちらからお願いします。

 

なお治療法は、患者さんと主治医がご相談されて決定されるものであり、この相談室でお答えできるのは、一般的な参考意見であることをご了解下さい。

当相談室にお寄せいただいたメールについては、編集・引用・公開させていただく権利を当会(神奈川乳癌治療研究会)が有するものとします。また、名前、メールアドレス等個人情報保護の観点から、皆様から頂戴したご相談のメールは、一定期間の後、アドレスも含めて削除させていただいております。再度ご相談いただく際はその旨ご留意いただき、掲載No.を書き添えて下さるようお願い致します。    

 

第15回かながわ乳がん市民フォーラムにご参加いただき有難うございました。

かながわ乳がん市民フォーラムを下記要領にて開催いたします。今回のメインテーマは、「高めよう 患者力! 〜 情報に流されないために 〜 」です。
参加申し込み等の詳細につきましては、市民フォーラム専用ホームページhttp://www.nyugan-forum.jp/ で、ご確認ください。
電話・FAXでお申込みの方は、以下にお願い致します。
    株式会社サンプラネット メディカルコンベンション事業部 「かながわ乳がん市民フォーラム」事務局
              TEL 03-5940-2633(平日9:00〜12:00、13:00〜17:00)
              FAX 03-3942-6396

 日 時  2016年8月20日(土) 午後1時〜午後4時(開場:12時30分) 参加無料
 会 場  はまぎんホール ヴィアマーレ  (〒220-8611 横浜市西区みなとみらい3-1-1 )
 プログラム :
  【第一部】教育講演  司
     司会:橋 保正  (メディ在宅クリニック 院長)
     『 乳がん治療の最新トピック 』   勝俣 範之  (日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授)
     『 正確な情報の見分け方 〜補完代替療法は効果あるの?〜 』   大野 智   (大阪大学大学院医学系研究科統合医療学寄附講座 准教授)
     『 体験談 』    人見 由美子 (体験者)
  
  【第二部】パネルディスカッション
     テーマ:高めよう 患者力!〜 情報に流されないために 〜
     司会: 有岡 仁   (横浜労災病院 腫瘍内科 部長)
          三輪 晴美  (毎日新聞社 生活報道部 記者)
     パネリスト:
          勝俣 範之  (日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授)
          大野 智  (大阪大学大学院医学系研究科統合医療学寄附講座 准教授)
          原田 知彦  (神奈川県立がんセンター がん専門薬剤師)
          高橋 順子  (日本医科大学武蔵小杉病院 患者支援センター)
          人見 由美子 (体験者)
          奥州谷 文子 (体験者)

 

 

★ 過去にさかのぼって相談内容が検索できるようになりました。ご参考になれば幸いです。ご利用下さい。

 

目 次

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No

日 付

名 前

件  名

担 当

11958 15/09/20 M.F. 授乳中のしこりについて 清水
11957 15/09/19 FS ランマーク皮下注射投与について 清水
11956 15/09/19 M 抗がん剤や放射線治療は必要ないのでしょうか? 清水
11955 15/09/19 B  乳管癌の手術を控えております 清水
11954 15/09/19 M 乳がんステージ4の診断を受けました 加藤
11953 15/09/19 H  今後の治療について 加藤
11952 15/09/14 T  こんなに待っても大丈夫でしょうか? 齋藤
11951 15/09/14 K  左乳房にえくぼがあります 齋藤
11950 15/09/14 T.S.  精密検査不要 齋藤
11949 15/09/10 F  肝臓、肺への転移 久保内
11948 15/09/10 T  乳輪のデキモノ 久保内
11947 15/08/26 M.S.  肺/肝臓転移疑い 緒方
11946 15/08/26 Y.T.  経過観察で良いのでしょうか? 緒方
11945 15/08/26 T 再発後のタモキシフェンについて 緒方
11944 15/08/17 N 乳がんの2bと診断されました(2)(HPNo.11943-2) 石山
11943
11943-2
16/08/13
16/08/17
N   乳がんの2bと診断されました
乳がんの2bと診断されました(2)
石山
石山
11942 16/08/13 K  今後の治療について(3)(HPNo.11923) 石山
11941 16/08/11 M.S.  ステージW(HPNo.11934) 石川
11940 16/08/11 Y 今後の治療について 石川
11939 16/08/09 K 今後の治療について(2)(HPNo.11923) 石川
11938 16/08/09 K 体外受精(HPNo.11927) 石川
11937 16/08/09 K 小さなしこりと今後の治療について 石川
11936 16/08/02 K  今後の治療について 徳田
11935 16/08/02 M.S. ダイエットサプリメントについて 徳田
11934
11934-2
16/08/02
16/08/11
M.S.  手術できるでしょうか?
ステージW
徳田
石川
11933 16/08/01 M  ランマ-ク皮下注 徳田
11932 16/08/01 B  パジェット病 徳田
11931 16/08/01 N 再発のリンパ摘出について 徳田
11930 16/07/26 F 外科的生検 俵矢
11929 16/07/26 N 乳癌の可能性はありますか? 俵矢
11928 16/07/26 K  経過観察 俵矢
11927
11927-2
16/07/16
16/08/09
K   心配です
体外受精

石川
11926 16/07/12 M.O  妊娠中の乳がん検診について 高橋
11925 16/07/12 再検査は必要ですか? 高橋
11924 16/07/12 乳癌の胃転移 高橋
11923
11923-2
11923-3
16/07/12
16/08/09
16/08/13
K  今後の治療法について
今後の治療について(2)
今後の治療について(3)
須田
石川
石山
11922 16/07/08 針生検 須田
11921 16/07/08 手術後の膨らみ 須田
11920 16/07/08 R.M. 病理検査・ki67のみ結果待ち 須田
11919 16/07/08 放射線治療について 須田
11918 16/06/28 nao 皮膚改善の方法がありませんか? 鈴木
11917 16/06/28 MH  手術後の治療法について(2)(HPNo.11910) 鈴木
11916 16/06/24 T  乳癌の可能性 清水
11915 16/06/24 C  抗ガン剤を受けるか悩んでいます 清水
11914 16/06/24 I  手術した方の胸に新たなしこり 清水
11913 16/06/24 S  今後の治療について 清水
11912 16/06/15 A.H.  胸のシコリがいびつ 齋藤
11911 16/06/15 S ホルモン療法について 齋藤
11910
11910-2
16/06/15
16/06/28
M.H.  手術後の治療法について
手術後の治療法について(2)
齋藤
鈴木
11909 16/06/06 T  異時性両側乳がん 久保内
11908 16/06/05 M   乳がん治療中の卵子凍結について 久保内
11907 16/06/05 K.M.  手術後の治療方針について 久保内
11906 16/05/24 H  治療方針について(3)(HPNo.11802-3) 緒方
11905 16/05/24 Y  マンモグラフィのみの検査 緒方
11904 16/05/17 さくら 脳転移の症状(2) (HPNo.11887)  石山
11903 16/05/17 F.M. ゾメタでも治療は可能なのでしょうか?(HPNo.11899) 石山
11902 16/05/12 B   転院先について 石山
11901 16/05/12 S  乳ガン検査、治療について 石山

 

No.11958】  16年09月20日   M.F.
授乳中のしこりについて

29歳、3歳と8か月の子どもがいて、現在授乳中です。10代の頃から右乳にしこりがあり、22歳のときに乳腺外来にて調べてもらい、年齢、エコー的にも線維腺腫だろうとのこと。一番大きいしこりを注射器のようなものでとり検査し、結果、線維腺腫でした。それから1年に一度エコーをしてもらっていたのですが、特に異常なし。ただ、毎回エコーをしてもらっていたのですが、毎回かなり長い時間エコーをし、何枚も写真?をとっていたのが、とても不安でした。複数の線維腺腫があるみたいでした。そして出産、授乳と続き、この5年ほど検診にいけておらず、3か月ほど前に左のわきの下、といっても横乳、肋骨のあたりにしこりをみつけました。以前からあったものなのかは不明ですが、自分では気づきませんでした。大きさは2.5センチほどです。横に寝て腕をあげると、しこりの部分が浮き出るくらいです。わきの下は危険だと聞いたことがあるので、とても不安で、授乳中ですが検査にいくべきかどうか、授乳が終わった後にいくべきかと悩んでいます。また、以前右乳にあった一番大きいしこりは、かなり小さくなりました。授乳したおかげで線維腺腫は小さくなることってあるんでしょうか? よろしくお願いします。

授乳中に気付いたしこりであれば、乳がんより乳瘤(ミルクが溜まったしこり)である可能性が高いように思いますが、乳がんでないとは言い切れないので、たとえ授乳中であっても、新しく気付いたしこりであれば、検査を受けに行くことをお勧めします。“脇の下が危険”ということはありません。繊維腺腫が授乳で小さくなることはありませんが、妊娠出産を契機に腫瘤が柔らかくなって触った時にわかりにくくなることはあります。(文責 清水)

 

No.11957】  16年09月19日   FS
ランマーク皮下注射投与について

初発から6年、53歳です。3年目に腰椎、胸椎、2箇所ずつ、また肝臓に2箇所転移が見つかり、ホルモン剤をノルバデックスからアリミデックスに変更、月一回のランマーク皮下注射投与(+デノタスチュアブル)が始まりました。状態は安定しています。先日主治医から、「ランマークを毎月ではなく3ヶ月に一回の投与でも効果が出ているという発表が、学会などでも出始めており、すでに2年以上投与しているので、顎骨壊死をはじめとする副作用を考えると、今の状態では、毎月でなくてもいいのではないかと思います。」と言われ、3ヶ月ごとにしてみようか迷っていますが、私自身は、良くはならなくても、できるだけ普通の暮らしを続けることを望んでいます。この夏2年ぶりに行った骨シンチでは、胸椎のひとつはより濃くなり、新たに仙骨もうっすらと影が出ていましたが、逆に腰椎は薄い影になっていました。長い治療になりそうですので、いろいろな治療のパターンがあると思います。先生のお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。

勉強不足ですみません。ランマークが3か月投与で効果があるという話は知りませんでした。しかし、もう一つのBMAであるZOMETA(ジェネリックであればゾレドロン酸)は3か月と間を空けることの有効性が証明されているので、私はZOMETAに変えて3か月に一度の投与をしています。ランマークもゾメタも長期になると下顎骨壊死の頻度は高くなる印象があり、疼痛等がない骨転移の場合、投与間隔をあけるという選択肢は十分に考慮に値します。(文責 清水)

 

No.11956】  16年09月19日   M
抗がん剤や放射線治療は必要ないのでしょうか?

先日、右乳房全摘と、リンパ切除手術を受けました。以下、病理結果で、今後ホルモン治療のみの予定なのですが、抗がん剤や放射線治療は必要ないのでしょうか? よろしくお願いいたします。

病理結果は、乳頭腺管がん
大きさ1.2と0.9
核異型度2
lyあり
リンパ節転移レベル1  2個
ホルモン感受性 エストロゲン受容体ER70% プロゲステロン受容体PR50%
HER2蛋白なし
Ki-67 20%

病理所見からはKi67が20%という値を高いと判断するか低いと判断するかで、Luminal AかLuminal Bにわかれます。多くの病院は15〜20%くらいをLuminal AとBの境界にしています。Luminal Aと判断すれば、リンパ節転移2個でも術後治療は内分泌療法が勧められ、Luminal Bと判断されれば、化学療法の追加が推奨されます(主治医の先生はLuminal Aと判断しているのでしょう)。私も基本的には内分泌療法で良いと思いますが、貴女が化学療法の副作用を厭わず、将来の再発のリスクを少しでも下げたいと考えているならば、化学療法を追加するという選択肢もあると思います。リンパ節転移2個の場合の術後照射をするかしないかについても、まだ議論があるところだと思います。(私は個人的には古いガイドラインに従ってあまりお勧めしていません) この問題も含めて、主治医の先生と、そのメリット、デメリットをよく話し合って、納得のいく治療を受けるようにしてください。(文責 清水)

 

No.11955】  16年09月19日   B 
乳管癌の手術を控えております

お世話になります。東京都に住む50代の主婦です。今週末、非浸潤乳管癌の疑いで手術を控えています。実は7月に皮膚疾患の疑いで(メラノーマ)乳頭から2センチのマージンで手術をいたしました。症状は乳首のかさぶたと無色の浸出液でした。皮膚生検の結果、色素のうすいメラノーマの疑いで急いで手術になりました。結果HE染色までの結果ですが、非浸潤乳管癌の疑いが出たため、診断がかわりました。このため皮膚科から乳腺外科にかわり、今週末追加切除になりました。ここで質問させていただきます。
1) 6月に乳ガン検診で石灰化と乳腺症はあるものの心配するものではないので、また1年後といわれていました。
2) 乳頭のかさぶたのため大学病院の乳腺外科にて、乳房MRI も超音波もしましたが、ここでも問題なしでした。

このようにたまたま切ってみたら発見できたというケースは良くあることですか? また、8月のはじめに術前検査をしているのですが、あれから1ヶ月たっていても何も検査は要りませんか? センチネルリンパ節は前回の手術で検査済で、全くの陰性でしたが、1ヶ月の間に次のリンパ節に転移することはありませんか? また、HE染色までですが、先生は、今回の乳管癌はとても質のよいものでラッキーですよと言っていました。HE染色まででわかる情報はどのくらいありますか? 悪性良性の他に、病気の種類まではわかると思いますが、他にも情報があるからラッキーだとおっしゃったのでしょうか? 切除部分までは非浸潤乳管癌ですが、全部とらなければわかりません。MRI 上からは、もしかしたら全部とれている可能性もあるので、部分切除で十分でしょうと言われました。沢山の質問で申し訳ありません。お応えいただけると幸いです

診察をしたわけではないので詳しくはわかりませんが、Mailの内容から判断するとPaget病のように思われます。たまたま切ってみたらガンであったということはよくあることではありませんが、Paget病の場合は切開生検で診断をつけることはよくあることです。Paget病であれば、ゆっくり増殖するガンなので、1ヶ月で進んでしまうということはありません。Paget病であれば、HE染色のみで診断がつき、おとなしいガンであるということもわかります。(文責 清水)

 

No.11954】  16年09月19日   M 
乳がんステージ4の診断を受けました

8月24日に母が倒れて、救急車で運ばれたところ、乳がんステージ4と診断を受けました。骨、肺、肝臓に転移があるようです(脳にはなかったようです)。母は2年以上も自覚があったにも関わらず金銭的な問題と家族に心配をかけたくないとの思いから乳がんを隠していて、病院に運ばれた時には左胸の乳首まで溶けてなくなっていたようです。ネットで探しても、そこまで症状を進ませている患者さんの情報が見つからず、母はどうなってしまうのかと不安です。すぐに抗がん剤の治療が始まりました。25日に右胸の首あたりから何かを埋めこみ、その場所から26日にド セタキセルを投与しました。27日に肩の痛みが出ました。本人は筋肉痛みたいな感じと言っていましたが、夕食後のロキソニンを飲んで効いてくるまでのおよそ30分間、「あー!あー!」と声をあげるほどの痛みでした。温パックをもらって肩にあてると多少は違うようでしたが、それでも声をあげていました。また、右足の膝から下に痛み、しびれが出ていました。さすると少しやわらぐようでしたが、これも「いたたたた」と声が出る感じでした。また、左わき腹のあたりに本人は「差し込みがきた」と表現する痛みがくるようです。今は痛み止めは粉末状の「オキノーム」カプセル入りの「オキシオコドン」「ロキソニン」「ボルタレン」これらをすべて使っています 。母の具合はどんな感じなのでしょうか? ご返信よろしくお願いいたします。

抗がん剤の副作用で、投与後筋肉痛のような痛み、しびれがでることがよくあります。また、治療に反応して痛みが出ることもあります。多くの場合、長くは続きませんので、ご安心ください。 これからは進行が少しでも遅くなるように、いろいろな治療が続きますが、副作用も様々なものが予想されます。予測困難な場合もありますが、少しでも負担が軽くなるよう担当医は配慮してくれるかと思います。(文責 加藤)

 

No.11953】  16年09月19日   H  
今後の治療について

現在ホルモン療法をしていますが、一年半はこちらでみますが後は開業医に戻って下さいと言われました。開業医は小さな病院で、マンモグラフィがあるだけです。この先の検査などに不安を覚えます。ここでの診察を希望するなら、主治医はなく毎回違う医師で、非常勤の医師にもなると言われました。手術を終えたばかりで、こんなにも早く病院を戻されるものですか? ステージVb、全摘で、数ミリの腫瘍が残っていました。

病院によって対応が異なります。「@ずっと(長期間)フォローアップ可能 A比較的短期間で他院(開業医やクリニック)へ行かなければならない」 に分かれます。最近は医業も分業化が進み、Aの病院が増えてきています。ただ、受診者の方々からすれば、おっしゃるように@を希望される場合がほとんどであると思います。ただ、これは病院の方針として決まっていることが多く、なかなか変えることは難しいかもしれません。また@の場合でも、「 A)ずっと主治医が変わらず担当する B)主治医は決まっておらず、毎回担当医が変わる」とに分かれます。これも方針が決まっている場合が多く、Bは心細く感じる方も少なくありません。治療前に確認できればよいのですが、そこまでされる方は少ないでしょう。今回のように手術後突然説明を受け、困惑される方が多いようです。しかし@-Aが望ましいと思っている医師も、あまりの多忙ぶりに頭を抱え(特に受診者が殺到する医師)、@-BやAにせざるを得ない状況におかれることも多々あるでしょう・・・。乳がんの術後は思ったより多くの検査を必要としません。開業医やクリニックでのフォローは待ち時間が少なく、診療時間にゆとりを持てることもあり(かならずしもそうとは限りませんが)、大病院の3時間待ち1分診察より多くの長所もあろうかと思いますので、選択肢の一つとしてお考え頂ければ幸いです。(文責 加藤)

 

No.11952】  16年09月14日   T  
こんなに待っても大丈夫でしょうか?

ご相談させて下さい。8月2日にマンモグラフィーで要検査になり、翌3日に乳腺外科を受診しました。触診でしこりを触知、「しこり1.6センチ、エコー上リンパ転移見当たらず」と診断を受けました。12日にマンモグラフィー、MRI、超音波エコー、針生検査を受け、25日にCT、骨シンチを受け、9月2日に結果が出ました。ステージ1の浸潤性乳管癌、しこり1.8センチでした。サブタイプがHER2陽性、ホルモン受容体陰性のHER2タイプ、術後化学療法とハーセプチンという標準治療になるとの事。全摘する予定ですが、手術が10月17日と1か月半先で、せっかくリンパ転移なしの状態なのに、待ってる間に転移しないかと不安です。抗がん剤治療もハーセプチンもしっかり治療して、頑張る覚悟は出来ています! こんなに待っても大丈夫でしょうか? よろしくお願いします。52歳です。

Tさん ご質問ありがとうございます。私のお返事で心配が減れば嬉しく思います。現在の状態は1.8cmのHER2タイプ浸潤性乳管癌の手術前ですね。手術まで1ヵ月半のお時間がさぞご心配と思います。残念ながら大丈夫とも大丈夫で無いとも言い難いと考えます。治療に対して前向きのお気持ちを維持して、お待ち頂きたいと思います。(文責 斎藤)

 

No.11951】  16年09月14日   K
左乳房にえくぼがあります

現在、左乳房にえくぼがあります。10年以上検診に行っていなかったのですが、えくぼが気になり、先日乳ガン検診で、触診、マンモグラフィ検査を受けました。口答では、しこりがある。画像の説明では、放射線状になっているので、要精検と言われました。本日電話があり、なるべく早く検査に来てくださいとの事で、5日後に予約しましたが、不安です。またリンパ節に時々違和感を覚えるのですが、転移でしょうか?

Kさん ご質問ありがとうございます。触診、マンモグラフィで精密検査が必要と言われ、ご心配と推察致します。しかし5日後に精密検査の受診があるのですから、その精密検査をお待ち頂くのが良いと思います。違和感と転移が必ず一致するわけではありません。ご心配は尽きないと思いますが、予約された施設での精密検査が現時点では最善と考えます。(文責 斎藤)

 

No.11950】  16年09月14日   T.S.
精密検査不要

48才、身内に癌にかかった人はいません。8月の乳がん検診の結果は、「視触診 異常なし、超音波 異常なし、マンモグラフィー 左局所的非対称陰影 腫りゅうの可能性のある陰影あり。総合的にみて精密検査は不要。」という結果でした。自覚症状なしです。精密検査なしで、1年もほおっておいて良いのでしょうか? とても心配になったので相談しました。よろしくお願いいたします。

T.S.さん ご質問ありがとうございます。私のお返事で心配が減れば嬉しく思います。マンモグラフィで腫瘤の可能性のある陰影を認めましたが、超音波検査では異常なしの結果だったのですね。腫瘤(しこり)の発見は超音波検査の方が優れていると報告されています。このため総合的に精密検査不要になったのだと思います。現時点でのお胸の触診状態をご自身でご記憶頂き、定期的に自己触診して1年間変化が無ければ、1年後の検診で良いと考えます。ご自身の触診で変化があれば、その時に診察をお受け下さい。(文責 斎藤)

 

No.11949】  16年09月10日   F
肝臓、肺への転移

乳癌と診断され早2年、ステージ4と宣告され、転移もしているから手術もできなく…昨日59歳の母親が朝から息苦しい状態が続き、救急車を呼んで通院している病院に運ばれました。ホルモン治療、抗がん剤といろいろやってきましたが、抗がん剤の強いのもやりました。CTの結果、肝臓、肺に転移していると…。2ヵ月前にとったCTにも肺に影がありました。はじめは息苦しさは抗がん剤の副作用からきているとの話でしたが…。担当医師に呼ばれ、一度抗がん剤治療はやめ、息苦しさをとる治療に専念すると言われました。その後抗がん剤をやるのかは、また話し合いましょうって言われ…ぶっちゃけどうしていいのかわかりません。抗がん剤治療をやめたら、最悪のケースも考えないといけなくなりますよね? このままなにもできないのでしょうか?

既に聞かされておられるとは思いますが、ステージ4の乳癌とは「乳房に発生した乳癌が局所療法で手の届く範囲を超えて広がった状態」で、『手術が出来ない』のではなく『手術をしても根治につながらない』状態であり、既に初診時の2年まえにはすでにそういう状態だったということです。このステージの方は、3~5年以内に命を落とされることが多く、10年生存される方は極めて稀で10%以下でしかありませんが、内分泌治療や化学療法(癌の全身治療)が上手く当たった場合に、副作用が無く続けられた方に限られるのですが、なかなかそういう方にはお目に掛かることは有りません。癌の全身治療は、効果の有る限りは続けて良いのですが、強い副作用が生じる場合が有り、癌よりも先に患者さんの体調を著しく損なうことになると良くない(場合によると命にかかわる)ので、慎重にしなければならない場合が有ります。この場合はそのような状況と考えられますので、主治医の先生とよくご相談頂いて今後のことを決められたら良いと思います。(文責 久保内)

 

No.11948】  16年09月10日   T  
乳輪のデキモノ

42歳、出産経験1回(6年前)、授乳は1年半位です。2週間前に両方の乳頭から黄色の分泌液があり、慌てて乳腺外科を受診し、触診とエコーをして頂き、問題なしでした。9ヶ月前に検診でマンモをしている為、受診時にマンモはしませんでした。まだ受診から10日ほどですが、受診時にはなかった症状が出て、たいした事はなさそうに感じながらも、母と母の姉が乳癌になったことがあり(再発なし)、家族性の可能性もあるとの話を聞いたりしたので、不安になり、質問させて頂きます。右乳輪内の右上脇側に直径2-3mm位のデキモノ(ニキビ?オデキ?イボ?腫瘍?)が出来ました。見つけた日は、パンパンに腫れた水ぶくれの様な球の半分が出ている感じで、中に白いものが見え、手前に血管が見える感じでした。表面はツルツルでした。見つけてから4日経ち、少ししぼんだ感じで、赤いポツっとした感じになってきました。特に痛みや痒みはありません。分泌液も出ませんでした。(潰したりもしていません) 1ヶ月以内に、長湯の後に2回位、乳輪のモンゴメトリー腺から白いニュルニュルが出たりはしていて、これはネットで調べると皮脂らしく、気にせず洗っていましたが、今回のデキモノからは白いニュルニュルは出てきておらず、別物な雰囲気です。エコーで大丈夫だったばかりで、乳輪のデキモノが癌などの怖いものである可能性はあるのでしょうか? 受診したばかりで、ただのニキビな感じもして、再受診するのをためらっています。よろしくお願いします。

乳輪内には皮膚成分・モントゴメリー腺・僅かな乳管成分等様々な成分が有り、比較的複雑ですが、意外に疾患は少ないようです。記載されている内容からは炎症性のものを想定したいところですが、直接拝見してみないと正確な診断はつきません。是非乳腺外科に受診してください。乳輪部から乳癌が出来るかということについてですが、非常に症例が少なく30年近く乳腺外科をしていて2例の経験が有ります。いずれも乳輪の硬結(部分的に硬い)を触れただけですが、マンモグラフィ・エコーでは所見が有りません。診断が付かず患者さんの希望でその部の切除生検をして漸く診断できましたが、いずれも1cm以下の極めて早期の乳癌でした。乳輪皮膚の色調の変化や、液体の貯留等は伴わないので、ここで言われている病変とは異なるとは思います。(文責 久保内)

 

No.11947】  16年08月26日   M.S. 
肺/肝臓転移疑い

68歳の母について相談させていただきます。3年6ヶ月前にトリネガ両側乳がんの全摘手術を受け、抗がん剤治療後、3ヶ月ごとに腫瘍マーカー検査、半年ごとにマーカー+造影CT検査を受けて経過観察しておりました。先日受けた定期検査で、腫瘍マーカー値はこれまで通り異常なし、しかしCT画像の肺と肝臓に影があると、医師より告げられました。肺の影は小さく、医師はそれほど重要視しているようには見えませんでしたが、肝臓については現時点でその影が腫瘍かどうかも判断できない状態とのことで、3ヶ月後にもう一度CT検査をしてどうなるか様子を見ようと言われました。この医師の判断は適当と考えられますか? 現時点でエコーやMRIなど追加の検査を受ける必要はないのでしょうか? 乳がんの転移巣は、見つかるのが早くても遅くてもそれほど予後に影響はないとよく聞きますが、三ヶ月もただ待っているだけでいいものかと、とても不安に思っています。CTに写った影が悪性の腫瘍でない場合もあるのでしょうか。ご意見をお聞かせいただけたら幸いです。

造影CTで転移か判断できない病変は、経過観察になります。3か月は妥当です。ある程度、間隔をあけなければ判断はできません。MRIを追加しても、大きな違いはありません。何より、「乳がんの転移巣は、見つかるのが早くても遅くてもそれほど予後に影響はない」ので、余計な検査は行いません。転移が確認されれば、選択の余地なく抗がん剤治療が始まります。3か月の違いで、内容や治療の結果が変わるわけではなく、しっかり見極めてからでも手遅れになる訳ではないのです。脂肪肝や血管腫といったがん以外の可能性ももちろんあります。(文責 緒方)

 

No.11946】  16年08月26日   Y.T. 
経過観察で良いのでしょうか?

37歳、出産、授乳経験ありです。8月に、健康診断で乳腺エコーをしました。結果、左線維腺腫となりました。今回で3年間続けて検査をしてきて、去年は異常なしだったのに、今年はそういう結果となりました。電話で大きさを聞いた所、約8ミリとの事。また、明らかに良性なので、1年経過観察で良いと言われました。1年で8ミリになってしまったのに、本当に経過観察で良いのでしょうか? 時々、チクっとした痛みもあります。

良いです。痛みは、線維腺腫と関係ありません。(文責 緒方)

 

No.11945】  16年08月26日   T
再発後のタモキシフェンについて

67歳、発病10年目です。よろしくお願い致します。
2006.12月、左乳房切除・腋窩リンパ節郭清。硬癌、腫瘍径3.2×1.7、乳管内進展著明、リンパ節転移なし。NG1、HER2(0)、断端(-)、PRのみ(+)、MIB1(-)。アリミデックス開始。
2010.6月、PET-CTにより左腋窩リンパ節に局所再発。リンパ節1個摘出。フェマーラに変更。
2015.1月、フェマーラ終了。
2015.11月、左手術アト付近にしこり発見。12月、皮ふ転移2個、摘出。タモキシフェン開始。

長くなりましたが、昨日婦人科検診(毎年)の結果、タモキシフェンの作用により子宮の壁が厚く(7ミリ)なっている。今後も影響を受け肥大していけば、最悪ガン化もあり得るとのこと。子宮体癌の細胞取得検査は、出産経験のない私にはかなり難しい。3センチ位で安定していた筋腫も大きくなっているそうで、婦人科医師は、この際卵巣を含め子宮を摘出してしまえば、今後、何の心配もなく乳がん治療を受けられるという事でした。次回に、一応体癌検査ができるか試してみるが、摘出についても検討してきて下さいと言われ、戸惑いながら帰宅しました。私としては、主治医に様子を見ながらタモキシフェンを続けるか、他の薬に変更可能か意見を聞きたく思っています。先週、60日分を貰った所ですが、その前にご教示頂けると大変有難く思います。
乳がん自体がこれで納まるのか不安でしたのに、又新たながんと向合うのかと・・・乳がん自体の検査もその前に必要でしょうか? その結果、無治療にするという選択肢は無謀でしょうか? 子宮摘出も理解はできるのですが、循環器内科(発作性心房細動)の治療も受けている為不安があります。それでも2つ目のガンに対しては、予防策を取っておくべきか、ご教示何卒よろしくお願い致します。

タモキシフェンによる子宮体癌のリスクは、さほど高くありません。一般的には、定期的に検診を受けつつタモキシフェンの治療を継続できますが、Tさんのように検診自体が困難な場合は、悩みどころです。次回の婦人科受診までに、乳癌の主治医とご相談いただくのが、最優先の選択肢です。また、初回のホルモン感受性が、PgRのみ陽性というところが、気になります。ER-/PgR+は、一般的にあり得ない状況で、ほぼホルモン感受性陰性と考えるべきです。その後の、リンパ節や皮膚のホルモン感受性を調べられていると思われますので、感受性の再確認は必要です。フェマーラ内服の5年間は、再々発はなかったことから、感受性は陽性の気がしますが・・。そうであれば、ホルモン療法で治療を進めていくことになります。閉経後のホルモン療法は、複数あり、タモキシフェンとトレミフェン以外は体癌や筋腫の増大をきたすことはありません。実際、タモキシフェンに効果があるかどうか、新しいしこりが出るまでわからない〜出れば効いていないから変更、出なければ使い続ける〜わけですから、子宮をとるのも選択肢の一つですが、フェマーラを再開するとか、他のホルモン治療を試みるとか、手術を避け、体に負担をかけない選択もありです。また、放射線治療も選択肢に入ります。というわけで、乳癌の主治医とご相談いただくのが、最優先の選択肢です。(文責 緒方)

 

No.11944】  16年08月17日   N
乳がんの2bと診断されました(2) (HPNo.11943-2)

No11943で質問した者です。ご回答ありがとうございます。胸の痛みが進行と関係ないと聞き、とても安心しました。陽子線も必要ないのですね。素人がネットで情報を集めている中で取捨選択がわからず、今回教えて頂いてとても助かります。すみませんが、もう少し質問させて頂いてもよろしいでしょうか。
1) 検査した病院では、グレードが3で進行が早く顔付きが悪い癌だと言われました。検査から手術まで1ヶ月半ほど期間が空いていますが、その間進行状況は大丈夫なのでしょうか。一般的には乳がんは進行が遅いと聞きますが、グレードが高いということで気になっています。
2)ki-67が30%ということで、検査の病院では抗癌剤の使用をすぐにでも勧められましたが、セカンドオピニオンの病院では、「手術後の数値でルミナールaになることもある。30%はそんなに高い数値ではない。」と言われました。病院によって意見は違うものなのでしょうか。また、オンコタイプdxという検査をしてもらった方がいいか迷っています。
3)このしこりは5〜6年前からあり、お医者さんにも診せていましたが、当時は心配ないとのことで、そのままになっていました。グレード3でもそんなに放っておいて遠隔転移がないというのは有り得るのでしょうか。また、色々調べたところ、グレードが高いとki-67の数値も高いとありましたが、関係はあるこですか? 予後がとても心配になります。

前回の質問に加え、更なる質問で申し訳ありません。手術まで待つしかなく、不安な気持ちだけが先走ってしまっています。 先生も多忙な中、すみませんがよろしくお願い致します。

1) グレード3といっても核グレードなどいろいろなグレードの種類もあり、それでも大きな病院では2,3か月待ちが当たり前で、その程度では再発などのリスクに変わりがないという研究もあります。
2) Ki−67の基準値にもばらつきがあり、世界中で異論があります。7%以上がリスクとか、14%以上が高リスクとか、20%以上が高リスクとか、いろいろあります。検査法やカウントの仕方にもばらつきがあり、あくまでも診療の目安ですから、30%というのは高いとは言えないということもあります。
3) 当院でも患者さんがよく言うのですが、前からあるからといっても本当に同じものを見ているのか不確実ですし、グレードもKi-67はあくまでも悪性度の目安ですから、術後の病理診で全然違う結果になることもあります。癌はすべての部位で同じではないので、全体像に慣れた病理医が診断することで、最終病理診断が決まるので、今から心配しても取り越し苦労になることもあります。 (文責 石山)

 

No.11943】  16年08月13日   N
乳がんの2bと診断されました

初めてご相談させて頂きます。よろしくお願いします。37歳女性です。7月初旬に乳腺外科にてバネ式の生検検査とマンモグラフィーをし、乳がんの2bと診断されました。腫瘍の大きさは4cm リンパに転移あり(多分ひとつ) 核グレード3(6点) 亜型(浸潤性) ki-67 30% エストロゲンレセプター陽性 プロゲステロンレセプター陽性 HER2 1+ ルミナールB とのことです。

1) 最初の病院では、抗癌剤が効くタイプなので、最初に半年間抗癌剤をしてから手術と言われましたが、セカンドオピニオンで行った病院では、まず全摘とリンパ郭清の手術をしてから病理検査後に抗癌剤をするかどうかを考えるとのことでした。手術は今月末の予定です。わたしなりに調べてみましたが、手術で全摘後1ヶ月後くらいからホルモン療法と放射線、場合によっては抗癌剤ということになるのでしょうか?
2) また、陽子線や重粒子といった治療法も有効なのでしょうか? 
3) しこりのある乳房がすごく痛みます。ズキンズキンと波打つようだったり、針を刺すような痛みで、痛み止めを飲んでもあまり効きません。こういった時はどのようなことが考えられるでしょうか。癌が進行しているのではと、とても心配になります。

お忙しい中恐縮ですが、教えて頂けるとありがたいです。 よろしくお願いします。

1) 創傷治癒や感染の有無、最終病理診断の判明の時期にもよりますが、そのような予定です。
2) 再発予防としては普通の電子線照射で十分だと思います。
3) 痛みと病気の進行とは無関係と思いますが、組織診の影響や検査後の出血なども考えられます。痛みの発症時期との関係など確認してみてください。(文責 石山)

 

No.11943-2】  16年08月17日   N
乳がんの2bと診断されました(2)

No11943で質問した者です。ご回答ありがとうございます。胸の痛みが進行と関係ないと聞き、とても安心しました。陽子線も必要ないのですね。素人がネットで情報を集めている中で取捨選択がわからず、今回教えて頂いてとても助かります。すみませんが、もう少し質問させて頂いてもよろしいでしょうか。
1) 検査した病院では、グレードが3で進行が早く顔付きが悪い癌だと言われました。検査から手術まで1ヶ月半ほど期間が空いていますが、その間進行状況は大丈夫なのでしょうか。一般的には乳がんは進行が遅いと聞きますが、グレードが高いということで気になっています。
2)ki-67が30%ということで、検査の病院では抗癌剤の使用をすぐにでも勧められましたが、セカンドオピニオンの病院では、「手術後の数値でルミナールaになることもある。30%はそんなに高い数値ではない。」と言われました。病院によって意見は違うものなのでしょうか。また、オンコタイプdxという検査をしてもらった方がいいか迷っています。
3)このしこりは5〜6年前からあり、お医者さんにも診せていましたが、当時は心配ないとのことで、そのままになっていました。グレード3でもそんなに放っておいて遠隔転移がないというのは有り得るのでしょうか。また、色々調べたところ、グレードが高いとki-67の数値も高いとありましたが、関係はあるこですか? 予後がとても心配になります。

前回の質問に加え、更なる質問で申し訳ありません。手術まで待つしかなく、不安な気持ちだけが先走ってしまっています。 先生も多忙な中、すみませんがよろしくお願い致します。

1) グレード3といっても核グレードなどいろいろなグレードの種類もあり、それでも大きな病院では2,3か月待ちが当たり前で、その程度では再発などのリスクに変わりがないという研究もあります。
2) Ki−67の基準値にもばらつきがあり、世界中で異論があります。7%以上がリスクとか、14%以上が高リスクとか、20%以上が高リスクとか、いろいろあります。検査法やカウントの仕方にもばらつきがあり、あくまでも診療の目安ですから、30%というのは高いとは言えないということもあります。
3) 当院でも患者さんがよく言うのですが、前からあるからといっても本当に同じものを見ているのか不確実ですし、グレードもKi-67はあくまでも悪性度の目安ですから、術後の病理診で全然違う結果になることもあります。癌はすべての部位で同じではないので、全体像に慣れた病理医が診断することで、最終病理診断が決まるので、今から心配しても取り越し苦労になることもあります。 (文責 石山)

 

No.11942】  16年08月13日   K
今後の治療について(3)(HPNo.11923-3)

ご回答有難うございました。早速ですが、乳房温存手術の整容性維持のために、手術中の病理組織学的断端検索をきちんと行っている病院は、具体的にどちらの病院があるか、教えていただくことは可能でしょうか。ネットで検索いたしましたが、よく分かりません。神奈川在住でなく恐縮ですが、東京都内の出来れば西部では無く、北部東部を希望しております。もしご存知でしたら、宜しくお願い申し上げます。

大学病院であれば一般に行っているはずですが、それ以外では常勤の病理医がいないと難しいと思われます。また、非常勤で病理医が行う施設も考えられますが、それぞれホームページに記載されていると思います。間違いないのは癌研有明病院でしょうか?(文責 石山)

 

No.11941】  16年08月11日   M.S. 
ステージW(HPNo.11934-2)

No.11934の手術の件で相談させて頂きました。手術の件は、これから主治医と相談していきます。以前、主治医に、今後の治療で 「肝臓と骨の転移で、放射線の治療があるのか?」を聞きましたら、私の場合はやらないと言われました。ステージWは、手術も放射線の治療もなく、ただ延命だけの治療なのかと、悲しくなりました。原発巣を手術して肝臓の癌が消えたら、肝臓に対してケモセラピーの治療は出来るのでしょうか❓ 調べたら、そのような治療をした例が書いてあったので、私もやりたいので、質問させて頂きまました。長く生きて行きたいので、とにかく出来る治療があれば、やりたいのです。仕事も休職中です。生活していくためにも仕事復帰したいのです。宜しくお願い致します。

骨転移でも疼痛や骨折の可能性があれば、放射線療法も行います。肝臓の転移に対してもいろいろな化学療法なども行われています。効果の程度は施行してみないとわかりませんが、諦める段階ではないと考えます。(文責 石川)

 

No.11940】  16年08月11日   Y 
今後の治療について

相談よろしくお願いします。病理結果は以下の通りです。
腫瘍1.3×1×1p f ly1 v0 リンパ転移なし グレード1 ER:20% PgR:陰性 HER-2:陰性  Ki67-10%
悩んでいるのはER20%しかないことです。今後ホルモン療法だけでいいのでしょうか? 再発率、生存率が気になります。よろしくお願いします。

StageT(腫瘍径1.3×1×1p、リンパ転移なし)、グレード1、ER:20%、PgR:陰性、HER-2:陰性、Ki67-10%なら低悪性度となり、化学療法できなくはないですが、普通はホルモン療法だけとなると思います。(文責 石川)

 

No.11939】  16年08月09日   K 
今後の治療について(2)(HPNo.11923-2)

No.11923で質問したものです。ご回答有難うございました。PETとPEMでも調べましたが、やはり病変は見えませんでした。生検前のマンモグラフィーでも、病変は見えず、エコーのみで確認できるとのことです。生検で採取した組織5本全てに非浸潤癌のみが見られ、ほぼ99%非浸潤癌でリンパ節転移もないだろう、と言われました。大き目の一部切除手術(生検の針跡から乳頭にかけて60度程度の扇型)が嫌であるのならば、ガンのサブタイプがルミナールA、ホルモン受容体であるため、@手術しないで慎重に経過観察し、見えるようになったら手術(少数派の意見)、A手術をしないでタモフェキシンを服用する、B放射線治療(しこりが目に見えるようになった際の手術で温存が難しくなるのでお勧めしない)、といった方法も考えられると担当医に言われました。また前の病院で渡されたメモにはki67 10%とありました。以下、質問です。

1. 元々(病変が見えなくなる前)は当然手術を受けるつもりでしたので、@の方法で局所再発?で、しこりが見えるようになって最小限の切除で済ませられたら、という気持ちがありますが、浸潤癌となり、遠隔転移の可能性が発生してしまいますか?
2. Aの方法は局所再発、対側の発症に加え、遠隔転移防止にも有効でしょうか?
3. 温存手術では放射線治療が標準治療だと思いますが、今回の場合、タモフェキシンの服用とどちらが再発防止に有効でしょうか?
4. そもそも今回の場合、局所再発が無ければ、遠隔転移も発生しない、局所再発で浸潤癌となれば、遠隔転移の可能性が出てくる、という理解で宜しいでしょうか。
5. 取り敢えず、Aの手術無しでタモフェキシンを服用して、副作用が苦痛でなければ服用を継続し、苦痛であれば手術を検討しようかと思っておりますが、やはり先生は手術による切除が第一に必須とお考えでしょうか?
6. 病変位置についてですが、生検をした前の病院の医師ならば、感覚、記憶等で、もう少し限定して切除部分を小さくできる可能性はあると思われますか? (マジックで乳房に病変位置を記した写真等あるか問い合せましたが、無いとの回答は頂いています。) 切除を小さくでくきるのであれば、前の病院に戻るという選択肢もありますが、病変位置を特定する資料作成せずにしこりを全て採取していまった医師に手術を任せて良いものか心配です。またはその医師なりの考えがあり、意図的に行ったと考えることはできるでしょうか。

以上、長文で申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

1. 浸潤癌となり遠隔転移の可能性が発生する危険が増します。
2. 局所再発、対側発症、および遠隔転移の防止にも有効の場合がありえますが、高い確率ではないと思います。
3. 私は放射線治療の方がタモフェキシンの服用より有効と考えています。
4. 局所再発が無ければ遠隔転移も発生しない、局所再発で浸潤癌となれば遠隔転移の可能性が出てくる、という理解でいいと思います。
5. 私はもともとは乳腺外科医でもあり、手術による切除が第一選択と考えています。
6. 生検をした前の病院の医師でも、病変位置については感覚・記憶等ではあやふやで信頼がおけないと考えます。前の医師も彼なりに最善の手を打とうとしたのだと思います。手術中の迅速病理組織所見を参考にして行うのが、安全で切除部分を小さくできる方法と思います。(文責 石川)

 

No.11938】  16年08月09日   K 
体外受精(HPNo.11927-2)

たびたびのご相談申し訳ございません。乳がんの再発率は高いと聞きます。体外受精を決心し、現在治療を進めておりますが、妊娠することで再発リスクは跳ね上がると言われました。体外受精と同時進行でがん検診を受け、早期発見に努めたいのですが、もしも仮にがんを見つけた場合、どのようになるのでしょうか。また乳がんと体外受精の両方に精通しているお医者様はいらっしゃるのでしょうか。

がんを見つけた場合、根治的治療を目指すのが基本だと思いますが、どの治療を行うかは貴方と主治医との相談になると思います。早期に発見できれば、妊孕性を温存した治療法を行える可能も高くなります。体外受精は産婦人科医の担当であり、乳がんは主に外科が担当するので、両方に精通している医師はまず皆無と考えたほうがよさそうです。(文責 石川)

 

No.11937】  16年08月09日   K 
小さなしこりと今後の治療について

4年半前に乳がん温存手術をしました。現在49歳です。ステージ1、グレード1、ER70%、PGR70%、HER2 1〜2+ fish法で増殖幅なし Ki67 20% しこりの大きさは9mm、センチネルリンパ生検でリンパ転移無しです。放射線治療をし、リュープリン2年。現在はタモキシフェンのみ服用中です。手術の1年半後(約3年前)に脂肪幹細胞の注入の再建をしました。1か月程前にとった胸の部分(胸壁)に小さなしこりを見つけました。今週エコーの予定です。針生検はしなくてよいのかと聞くと、それは大袈裟だと言われました。

1) エコーのみで再発かどうか判断ができるのでしょうか?
2) 針生検は何センチになったらできますか?しこりが小さすぎるとできないのでしょうか?
3) エコーで問題なしとなった場合、経過観察となるのでしょうが、どのような間隔で、どんな検査を行っていくのが一般的なのでしょうか?
4) 再発の場合は、どのような治療になるのでしょうか?

回答よろしくお願いいたします。

1) 腫瘤が小さいと難しいですが、ある程度は悪性かどうか判断できると思います。
2) 針生検にもいろいろな針(方法)があります。わたくしは5mm大が目安と考え施行しています。しこりが小さすぎると、吸引法で数個は採取しないと不正確な診断(偽陰性)になることが懸念されます。
3) ふつうは経過観察となります。一般的にはエコーで大きさ、形、硬さの変化を見ていくことになります。
4) 再発の場合は、おそらく腫瘤切除後、化学療法が主となると予想されます。(文責 石川)

 

No.11936】  16年08月02日   K 
今後の治療について

現在40歳。出産、授乳経験者です。半年前に左の1つの乳腺から赤い分泌物があり、産婦人科にある乳腺科を受診。マンモとエコー、分泌物の検査で、乳腺症との診断を受けました。2ヶ月前から、左乳房とくに乳首に痛みを感じ、1ヶ月前に左乳首のすぐ上にしこりを発見。今度は外科の乳腺科を受診。マンモ、エコー、触診をしましたが、「診断が難しい。3ヶ月待つか、すぐに検査をして白黒つけるか…。」と言われ、すぐにコア生検を受けました。マンモでは、全体が白っぽく判断が難しい。エコーでは、境界線がハッキリしない丸っぽい黒いものあり。大きさ1*5センチ。触診でしこりを絞るが、分泌物なし。しこりを触ると痛みあり。大きさ、痛みは、生理とは関係なし。2週間後の結果では、良性腫瘍。炎症からのしこりということで、放置しておいていいとのこと。「痛みがあるので、日帰りでの除去手術も可能です。」ということで、なんだか鼻で笑われたように終わりました。良性で安心はしたのですが…。最近、左の肩から鎖骨下に腫れがあり、それも先生に相談したのですが、気のせいと、触りもしてくれませんでした。やっぱり、自分の体のことだから心配だし、身内がみんな癌でなくなっているから不安です。切除した方がいいのか? 他の病院に行った方がいいのか? 意見を聞かせてください。

針生検で良性とのことですので、経過観察が一般的と思います。しかし、どうしても症状が気になって、不安につながるのであれば、切除により、すっきりしてしまうのが良いと思います。メスいれることになり、多少の変形が残る場合もあるので、あなたにとって、どちらが良いかで判断してください。(文責 徳田)

 

No.11935】  16年08月02日   M.S. 
ダイエットサプリメントについて

よろしくお願い致します。39歳です。昨年秋に、右胸全摘→ホルモン治療しています。ステージ1、センチネルリンパ節転移なし、悪性度グレード1、ホルモン感受性ER++,(8)PR++(7)。ハーセプチン0。ki67 42.3%。術後はホルモン治療だけです。ゾラデックス三カ月に1回注射約二年の予定。タモキシフェン毎日服用、約10年の予定。ホルモン治療中は太りやすいと聞いて、毎日ウォーキングや、食事に気をつけていますが、補助的に、糖質吸収などを抑えるダイエットサプリメントを併用したいと思っています。ギムネマ、ファビノール、キトサンは、一般的に併用しても問題ありませんか? 主治医と話すのはもちろんですが、あまり食事療法やサプリメントには積極的ではないようで、まずこちらにお聞きしたいと思いました。

一般的には、副作用はなくても、ホルモン療法剤との相互作用や、乳がん自体の再発に及ぼす影響については、検証されていません。したがって、サプリメントの併用はお勧めしません。(文責 徳田)

 

No.11934】  16年08月02日   M.S. 
手術できるでしょうか?

ステージ4、ハーツ陽性➕3、グレード3、ホルモン陰性。肝臓 骨 尾てい骨 腰骨転移。50代半ばです。4月より、ハーセプチン➕パージェタ➕タキソテール5回点滴、浮腫があります、7月末、ハーセプチン➕パージタ1回点滴終わって、残り3回もハーセプチン➕パージェタの予定とのことです。抗がん剤がなしになり、大きくならないか不安もあります。胸は、張ったような、きゅっとするような感覚があります。手術を希望していましたが、ランダムで手術しない方になってしまいました。転移が消えたら手術希望ですが、主治医は、手術はしない方を薦めます。気持ちは、手術して原発巣を取り、前向きに生活していきたいです。原発巣があるという不安で、手術出来ないと、後ろ向きの考えになってしまいます。自分で調べたら、手術した例はあります。手術したいのですが、出来るでしょうか?

遠隔転移を有する乳がんで、薬物療法が有効な場合に、原発巣の手術の意義があるのかどうかを調べる試験に参加されているのだと推察いたします。現時点では、意義があるのかどうかが明らかではないので、試験を行って、その結果を次の方に伝えていく必要があるのです。しかし、試験を継続するかどうかは、あなたに決定権があります。主治医とよく話し合って結論を出してください。(文責 徳田)

 

No.11934-2】  16年08月11日   M.S. 
ステージW

No.11934の手術の件で相談させて頂きました。手術の件は、これから主治医と相談していきます。以前、主治医に、今後の治療で 「肝臓と骨の転移で、放射線の治療があるのか?」を聞きましたら、私の場合はやらないと言われました。ステージWは、手術も放射線の治療もなく、ただ延命だけの治療なのかと、悲しくなりました。原発巣を手術して肝臓の癌が消えたら、肝臓に対してケモセラピーの治療は出来るのでしょうか❓ 調べたら、そのような治療をした例が書いてあったので、私もやりたいので、質問させて頂 きまました。長く生きて行きたいので、とにかく出来る治療があれば、やりたいのです。仕事も休職中です。生活していくためにも仕事復帰したいのです。宜しくお願い致します。

骨転移でも疼痛や骨折の可能性があれば、放射線療法も行います。肝臓の転移に対してもいろいろな化学療法なども行われています。効果の程度は施行してみないとわかりませんが、諦める段階ではないと考えます。(文責 石川)

 

No.11933】  16年08月01日   M 
ランマ-ク皮下注

6年前、初発乳がんの骨転移の治療が始まったのですが、ランマ-ク皮下注射の1回目30分ぐらいして、突然の動悸がありました。少しして治まりました。2回目投与の夕方に、腹部に赤い発疹2個出現、翌日搔きむしる程の痒みが出ました。翌日治まりました。毎日の食事に変化なく、発疹が出たのは12年ぶりです。ランマ-ク皮下注射の副作用でしょうか? 元々、薬の添加物等に反応するため、服薬はDLSTの検査をした結果で異常のない薬しか飲んでいません。現在ヘアストンのみ服用中です。また、皮膚科の外用薬は、反応するため使用できません。来月受診するときに主治医に相談しますが、ゾメタ(添加物が少ないので)に変更して様子をみたいと思っています。先生のご意見をお聞かせください。よろしくお願い致します。

ランマークは、ヒトの免疫グロブリンですので、発疹が副作用として出現することもあります。したがって、副作用の程度と効果を天秤にかけて判断すべきです。効果については、ゾメタよりランマークの方が、骨転移にともなう症状の改善効果が明らかにすぐれていることが示されています。(文責 徳田)

 

No.11932】  16年08月01日   B 
パジェット病

初めて質問させていただきます。私は50代の主婦です。今年の2月より乳頭に疾患があります。7月までの様子を箇条書きにさせていただきます。
1 2月に乳頭に傷をつけ、ステロイド治療。何となく治らない。
2 4月ごろからかさぶたができる。
3 6月に乳腺膿疱で経過観察している乳腺外科にて、マンモグラフィーと超音波。かさぶたのことをいうと擦過細胞。経過、パジェット細胞が出ずグレー。
4 皮膚科で生検。ただ今特殊染色の結果まち。病理より途中経過、パジェット細胞がでているがメラニン色素あり。特殊染色するとのこと。
5 皮膚科と乳腺外科のカンファレンスで90%以上乳房パジェット病の診断。大学病院を紹介される。
6 大学病院では病理の最終判断がきてないのでなんともいえない。取り敢えず血液検査と、超音波。
7 超音波では多発性膿疱で、今までの様子がわからないと比べられないと、超音波技師の方が話す。リンパ節はどこもはれていない。

ここまでが2月からの流れです。おたずねしたいことは
1) 両側に多発性膿疱があり、マンモグラフィーの画像がきれいではなく、超音波の技師さんも難しそうでしたが、10年以上みていただいている先生からは問題なしと言われています。この場合、パジェット病の診断が難しいですか?
2) また、病理の途中段階でパジェット病の診断がでましたが(先生方の判断)、パジェット細胞にメラニン色素があることはよくあることですか?
3) 今まで膿疱以外に問題を指摘されたことがありませんが、MRI で新しい病気がでることもありますか?
4) 病理途中ですが、パジェット細胞がでたということは、確定されても大丈夫でしょうか?
 

1) 原発巣が、非浸潤癌のように早期の場合、乳頭病変を画像で評価するのは困難です。
2) メラニン色素があるとすれば、乳癌細胞(パジェット細胞)ではないことになります。
3) 乳頭皮膚のパジェット細胞の原発巣を探す目的で行います。
4) お話から、まだ確定診断がされていない状況と考えます。場合によっては、病理診断のセカンドオピニオンを主治医に依頼してはいかがでしょうか。(文責 徳田)

 

No.11931】  16年08月01日   N 
再発のリンパ摘出について

初発は9年前、非浸潤で温存、センチネル生検済みです。今回、取り残しではなく新たに出来たと思われる早期の(おそらくまた非浸潤)癌が見つかりました。2回目だし出来やすいんだろうとの事で、全摘予定です。1度センチネル生検をしてるので、今回術前にリンパの流れを確認してセンチネルリンパ節が確認できなかった場合に、リンパ節を摘出するかしないか考えておいて下さいと、主治医から言われました。リンパ節摘出後の副作用や不自由さのリスクと、摘出しなかった場合に、もし1部浸潤していて全身に回る事を最小限にとどめられないリスクと、どちらを取るべきか判断が出来ません。何を基準に考えれば良いでしょうか? 術中に浸潤があるかどうかわかるものなんでしょうか。初発の時に断端陽性かどうかは術中に出来ました。現在49歳です。よろしくお願いします。

乳腺部分切除および残存乳腺への放射線後の残存乳腺の局所再発については、全摘が標準的です。腋窩については、センチネルリンパ節生検後で腋窩リンパ節転移が臨床的になさそうであれば、再度のセンチネルリンパ節生検は可能で、そういう患者さんが増加していますが、局所再発率の解析が不十分で、標準とはされていません。したがって、同定できなかった場合には、郭清が標準です。再発巣が非浸潤癌であれば、郭清の必要はないと考えられますが、断端とは異なり、術中に病変の全範囲を正しく判断するのは困難です。したがって、センチネルリンパ節の同定ができなければ、最終的な病理の結果をまって、浸潤部がなければそのまま、浸潤癌が認められれば、改めて腋窩の郭清を行うというのが、納得できる方法かもしれません。(文責 徳田)

 

No.11930】  16年07月26日   F 
外科的生検

現在40歳。先日、MRI・針生検とバコラ生検をうけました。病理結果として、「針生検では検体は7片あり、5片は末梢乳管を含む乳腺組織が採取されています。2片は線維性結合組織で、乳腺固有の腺組織は含まれていません。7片のうち3片の一部に挫滅した部分があり、評価が困難ですが、標本を見る限り、明らかなcarcinomaのfocusは認められません。次にバコラ生検では検体は6片あり、4片は乳腺が採取されていますが、腫瘍性病変は認められません。1片はfibrocollagenou tissueが採取されています。一部にscirrhous carcinomaが否定出来ないfocusが見れますが、検体が挫滅してるために組織像が不明瞭です。再建による確認をおねがいします。残りの1片はfibroadipose tissueが採取されています。乳腺固有の腺組織は含まれておらず腫瘍性病変も認められません。」という所見でした。この結果、主治医に外科的生検をするように言われ、大変不安です。やはりこれではグレーゾーンで外科的手術を受けなくてはならないのでしょうか? また挫滅した組織では癌にみえても仕方ないと思うのですが? よろしくお願いします。

バコラで採取していて、良悪性鑑別困難という診断結果なので、外科的生検でがんであるのかないのかを病理診断してもらったほうが安心かと思います。(文責 俵矢)

 

No.11929】  16年07月26日   N 
乳癌の可能性はありますか?

触診とマンモグラフィーとエコー検査を受けました。しこりはなく、マンモグラフィーも異常なかったのですが、エコー検査で、影が2つ見つかりました。大きくなると良くないという事で、半年後、再検査を受ける事になりました。乳癌の可能性はありますか?

画像をみないとなんとも言えませんが、半年後に再検査ということはがんの可能性はないとは言えないけれども低い と主治医の先生は考えていらっしゃるのかと考えます。(文責 俵矢)

 

No.11928】  16年07月26日   K   
経過観察

一ヶ月半前にマンモトーム生検をし、両性の線維腺腫と言われ、半年後に経過観察です。時々、しこりを触ってチェックするのですが、この頃、しこり周辺が、時々痛くなる時がありました。今朝触ると、大きくなっている? しこりが大きいというか、周りが少し硬くなっている?ので、しこりが大きい気がする?そんな感じです。半年を待たずに、病院に行った方が、良いでしょうか? 宜しくお願いします。

マンモトーム生検後に針を刺したところが、傷が治る過程で硬くなっているのを触れているだけかもしれませんね。ただ診察しないとなんともいえませんので、半年を待たずに一度診ていただくのがよいかと思います。(文責 俵矢)

 

No.11927】  16年07月16日   K  
心配です

38歳の妻のことです。 5年ほど前に乳がんの手術を行っています。その後、半年毎の検診です。 5月末の検診の際、マンモで「少し気になる」と言われました。白くぼやっとしている部分があるが、エコーも問題なく、経過観察ということで、次回がまた半年後で す。 1か月が経過したところですが、どうしても気になっています。「本当に問題ないのか?」「半年後でよいのか?」電話で病院に問い合わせましたが、看護師の方が「問題ありません、安心してください」と言います。もう一度検査をするべきか、精密検査等を行うか、違う病院かなど、安心するために出来る行動はありますでしょうか。担当の先生はとてもプライドが高いため、患者の悩みは聞いてくれません。(自分の判断が絶対なので経過観察です) その場合は夫である私が話を聞きに行くことは可能なものでしょうか。

術後約5年が経過、おそらくこれまで大きな問題もなく順調に経過されたのだと思います。若くして乳がんの診断をされ、手術をお受けになり、苦労を重ねてやっと5年経ったという思いでしょう。定期検診で今回主治医の先生がおっしゃった「少し気になる」の一言で、いろいろと悪い想像をしてしまい「夜も眠れない思い」で過ごしておられるものとお察しいたします。私も乳腺外科医として同様の事柄をしばしば経験しますが、これは主治医の先生の診断を疑っているのではなく、この5年間で経験してきたたくさんの辛い思いが、「不安」を過剰に刺激するものであると理解しています。主治医の先生に直接お話が難しそうであったら、乳腺外科外来の看護師さんにこの旨お伝えし、とにかく「夜も眠れない思い」であることをご相談されたらいかがでしょうか? 追加の検査を受けたり他院に行って診察を受けても、おそらく今の思いは払拭されないと思います。「あなたがたご夫婦が納得のいく説明」を伝言でも良いので、主治医の先生から頂けるようお願いするべきであると考えます。(文責 谷)

 

No.11927-2】  16年08月09日   K  
体外受精

たびたびのご相談申し訳ございません。乳がんの再発率は高いと聞きます。体外受精を決心し、現在治療を進めておりますが、妊娠することで再発リスクは跳ね上がると言われました。体外受精と同時進行でがん検診を受け、早期発見に努めたいのですが、もしも仮にがんを見つけた場合、どのようになるのでしょうか。また乳がんと体外受精の両方に精通しているお医者様はいらっしゃるのでしょうか。

がんを見つけた場合、根治的治療を目指すのが基本だと思いますが、どの治療を行うかは貴方と主治医との相談になると思います。早期に発見できれば、妊孕性を温存した治療法を行える可能も高くなります。体外受精は産婦人科医の担当であり、乳がんは主に外科が担当するので、両方に精通している医師はまず皆無と考えたほうがよさそうです。(文責 石川)

 

No.11926】  16年07月12日   M.O  
妊娠中の乳がん検診について

初めて相談させていただきます。現在36歳、妊娠7ヶ月です。先日、職場の健康診断で、妊娠中ということもあり、触診とエコーのみの乳がん検診を受けてきました。その際、触診で右胸上部にしこりの様なものが触れると言われ、エコーで詳しく入念にその部分を見て頂きました。エコーをした先生は、「しこりが何処にあるのかな、これかな?」と言った感じで触診をされ、それからエコーで見てもらいました。結果は、「悪性の様なものは見つからない、妊娠中という事もあり乳腺が発達しているし、乳管が開いている。ここに悪性の物があるとするなら、グレーのモザイク状になった物が写るはずだけど見られない。」と言うものでした。しかし、私の性格もあるのですが、最初の触診でしこりらしきものがあると言われたのが気になってしまっています。この場合、癌の可能性ってあるのでしょうか? それとも気にしすぎでしょうか? その日以来、自分でも触ってしまい、触れば触るほど何かあるような気もしてしまって、胎教にも悪いなと感じています。

・30歳から毎年乳がん検診を受けている
・前回の検診から3年のブランク
・2年前に第1子出産
・第1子授乳期に右胸上部に乳腺炎を発症経験あり

以上のような経歴もあります。些細な質問かもわかりませんが、毎日気が気ではありません。スッキリさせたいです。何卒よろしくお願いいたします。

ご相談どうもありがとうございます。触診でしこりを触れるのに精密検査でしこりが見当たらないことは日常的に十分にあり得ることです。特に妊娠中の乳腺は発達しており、全体に硬くしこりのように触れる場合がございます。乳腺エコーで問題ないと言われたのであれば、その結果を信じて良いでしょう。心配なお気持ちはとても良くわかります。結果が大丈夫であったことを信じて、毎日笑顔で大切な赤ちゃんを、お腹の中で大きく育ててくださいね。応援しています。(文責 高橋)

 

No.11925】  16年07月12日   H 
再検査は必要ですか?

年齢49歳、女性です。家族歴なし、父母方の従妹が乳がんにて全摘。1か月前から、左乳房の左上部から乳首の横を通り乳房の下まで、細い針金10CMが入っているような、つるようなしこりもあり、乳腺専門外科を受診。一週間前に、3Dマンモ、エコーを行ったところ、「針金のようなしこりはリンパ管炎で問題ないが、その奥の方に石灰化、エコーで血管が密集しているところが見える、初期の乳がんです。切除すれば治ります。」と、言われました。その翌日、造影MRIを取り、昨日結果を聞きに行ったら、「癌の所見は見られないから、念のため6か月後にまた来てください、」と。こんなことはありますか? 癌だと断定されていたため、見落とされているのではという不安があります。生検をやってくれと言いましたが、必要ないですと却下。グレーの場合は組織診断と聞きますが、エコー・マンモがクロで、MRIがシロの場合は、グレーにはならないのでしょうか。どうぞよろしくお願いします。他のクリニックで再びマンモ。エコーをやっていただいた方がよいですか? 

ご相談どうもありがとうございます。症状からは乳房の皮下の血管が炎症をおこす「モンドール病」の可能性がございます。何らかの原因でおこる血管炎が起こり、硬くなった血管が針金状に触れます。通常は経過を見て行く中で消失していくことが多いです。もしご心配でしたら病院を変えて診察をおこなっていただいても良いかと存じます。ご不安なときには一歩を踏み出してみるのも良いと思います。応援しています。(文責 高橋)

 

No.11924】  16年07月12日   M 
乳癌の胃転移

初めてお便りさせていただきます。58歳 女性です。2014年2月 浸潤性小葉癌の診断、ER:100% PgR:70% HER2スコア 0 術前化学療法 AC療法 ドセタキセル。
2014年8月 右全摘手術、リンパ節転移7こ、大胸筋に微少浸潤、放射線治療 25プラス5、ホルモン剤 フェマーラ。
2015年12月 胃の不快感が有ったため胃カメラ検査にて、乳癌の胃転移確認、同時に骨転移、ホルモン剤 フェソロデックス。
20016年6月 CTにて胃壁の変化が明瞭化、骨硬化も新たな部位に生じる、その他の臓器に転移などの問題はありません。CEA 5.3、*CA15-3 146.3 ランマーク治療開始

次回受診から化学療法を始めるつもりで、「ゼローダ」 「TS-1」 のどちらにするか考えて来る様に言われました。探してみたものの、参考になるものが見つかりません。まして、胃転移されている方の例など見当たりません。主治医も、効果はそれぞれだから、使ってみないと分からないと言われます。私も、そう思うのですが・・・。それでも、何か参考になるものが有ればと、こちらに辿り着いた次第です。胃転移は珍しいと聞きます。転移部位に関係なく、薬を選んで良いのですか? より腹腔内に効果がある薬は、どちらでしょうか? もうひとつ、胃転移は予後が良くないと書いた物も目にしました。その点も、お教え頂きたいです。以上の2点につきまして、ご回答頂けると幸いです。お忙しい中、申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

ご相談ありがとうございます。乳がんの消化管転移の報告はございます。私たちも日常の診療で消化管転移の患者様を担当させていただいております。純粋に消化管に転移を起こしているのか、腹膜転移の結果、消化管転移の状態を呈しているのかの判断が難しい場合はございます。転移の部位に関係なく、治療薬を選択して問題ありません。ご指摘の通り、消化管転移は経過が早いという報告もございます。ゼローダかTS-1かの判断は難しいですが、副作用を比較するとTS-1の方が比較的穏やかです。長期的に継続して行くことを考えてご判断くださいませ。今後は緩和ケアも同時進行でおこなっていかなくてはいけません。決して諦める必要はありませんが、積極的治療と同時進行で、お腹の痛みや不安を緩和する治療もおこなっていただいてくださいね。応援しています。(文責  高橋)

 

No.11923】  16年07月12日   K 
今後の治療法について

これまでマンモグラフィー、超音波、超音波下マンモトーム検査を受け、非浸潤がんと診断されたものです。診断を受けた病院は、通いにくい立地で、温存手術後の5週間の放射線治療通院が困難であること、全摘の場合は同時再建を希望しているが、対応していないため、通いやすい病院に転院しました。転院先病院で、超音波、MRIを撮ったところ、元々5mm程度であったしこりが、マンモトーム検査により、確認できなくなっていました。紹介状によると、マンモトーム検査では5回採取したそうです。主治医によれば、「通常はこのような小さな非浸潤ガンならマンモトームの前にMRIを撮っておくべきであるが、今となってはどうしようもない。」とのことです。しこりの場所がはっきり分からないので、この範囲ならば、元のしこりをカバーするであろう範囲を大き目に切除し、切除したものを調べて、ガンがあれば切除できて良かった、無い場合はマンモトームで全てガンが取りきれていたことが分かり良かった、と進めていくことを提案されました。切除部分があまり小さいと、元のしこりがあった場所とは異なる場所を切除した疑いが払拭できない、とのことです。MRIより確認がしやすいものにPETがあるが、PETで場所が特定できることは過度に期待しない方が良いと言われましたが、取り合えす検査を受けてみるかどうしようか、悩んでいます。また、既にガンが無いのなら、乳房は切除したくないですし、何か方法はないのでしょうか? 大きく切除するのなら同時再建の方が良いか、とも悩んでおります。宜しくお願い申し上げます。

貴女の場合、現時点では非浸潤癌と診断されていますが、最終的には、切除した標本を病理検査で確認します。切除標本をすべて調べて、浸潤している部分がなければ、最終診断として「非浸潤癌」ということになります。また、病理検査では、病変部がすべて取り除かれていることも確認しますので、乳腺の切除は必須です。
次に場所の特定についてですが、PET検査では、乳癌に限らず1p以内の病変を描出させるのは難しく、従って、0.5mm程度の病変部位を特定するのは困難だと思われます。ただし、乳房専用のPET検査装置「PEM」では、より小さな病変でも描出できる可能性があります。また、別の方法として、前医師によるマンモトームを行う前の2方向マンモグラフィーに病変が描出されているのであれば、その画像をお借りして、2方向の組み合わせで、およその病変場所を推定し、乳腺の切除範囲を決めることも可能です。主治医と充分ご相談の上、納得のいく方法を選択してください。(文責 須田)

 

No.11923-2】  16年08月09日   K 
今後の治療法について(2)

No.11923で質問したものです。ご回答有難うございました。PETとPEMでも調べましたが、やはり病変は見えませんでした。生検前のマンモグラフィーでも、病変は見えず、エコーのみで確認できるとのことです。生検で採取した組織5本全てに非浸潤癌のみが見られ、ほぼ99%非浸潤癌でリンパ節転移もないだろう、と言われました。大き目の一部切除手術(生検の針跡から乳頭にかけて60度程度の扇型)が嫌であるのならば、ガンのサブタイプがルミナールA、ホルモン受容体であるため、@手術しないで慎重に経過観察し、見えるようになったら手術(少数派の意見)、A手術をしないでタモフェキシンを服用する、B放射線治療(しこりが目に見えるようになった際の手術で温存が難しくなるのでお勧めしない)、といった方法も考えられると担当医に言われました。また前の病院で渡されたメモにはki67 10%とありました。以下、質問です。

1. 元々(病変が見えなくなる前)は当然手術を受けるつもりでしたので、@の方法で局所再発?で、しこりが見えるようになって最小限の切除で済ませられたら、という気持ちがありますが、浸潤癌となり、遠隔転移の可能性が発生してしまいますか?
2. Aの方法は局所再発、対側の発症に加え、遠隔転移防止にも有効でしょうか?
3. 温存手術では放射線治療が標準治療だと思いますが、今回の場合、タモフェキシンの服用とどちらが再発防止に有効でしょうか?
4. そもそも今回の場合、局所再発が無ければ、遠隔転移も発生しない、局所再発で浸潤癌となれば、遠隔転移の可能性が出てくる、という理解で宜しいでしょうか。
5. 取り敢えず、Aの手術無しでタモフェキシンを服用して、副作用が苦痛でなければ服用を継続し、苦痛であれば手術を検討しようかと思っておりますが、やはり先生は手術による切除が第一に必須とお考えでしょうか?
6. 病変位置についてですが、生検をした前の病院の医師ならば、感覚、記憶等で、もう少し限定して切除部分を小さくできる可能性はあると思われますか? (マジックで乳房に病変位置を記した写真等あるか問い合せましたが、無いとの回答は頂いています。) 切除を小さくでくきるのであれば、前の病院に戻るという選択肢もありますが、病変位置を特定する資料作成せずにしこりを全て採取していまった医師に手術を任せて良いものか心配です。またはその医師なりの考えがあり、意図的に行ったと考えることはできるでしょうか。

以上、長文で申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

1. 浸潤癌となり遠隔転移の可能性が発生する危険が増します。
2. 局所再発、対側発症、および遠隔転移の防止にも有効の場合がありえますが、高い確率ではないと思います。
3. 私は放射線治療の方がタモフェキシンの服用より有効と考えています。
4. 局所再発が無ければ遠隔転移も発生しない、局所再発で浸潤癌となれば遠隔転移の可能性が出てくる、という理解でいいと思います。
5. 私はもともとは乳腺外科医でもあり、手術による切除が第一選択と考えています。
6. 生検をした前の病院の医師でも、病変位置については感覚・記憶等ではあやふやで信頼がおけないと考えます。前の医師も彼なりに最善の手を打とうとしたのだと思います。手術中の迅速病理組織所見を参考にして行うのが、安全で切除部分を小さくできる方法と思います。(文責 石川)

 

No.11923-3】  16年08月13日   K 
今後の治療法について(3)

ご回答有難うございました。早速ですが、乳房温存手術の整容性維持のために、手術中の病理組織学的断端検索をきちんと行っている病院は、具体的にどちらの病院があるか、教えていただくことは可能でしょうか。ネットで検索いたしましたが、よく分かりません。神奈川在住でなく恐縮ですが、東京都内の出来れば西部では無く、北部東部を希望しております。もしご存知でしたら、宜しくお願い申し上げます。

大学病院であれば一般に行っているはずですが、それ以外では常勤の病理医がいないと難しいと思われます。また、非常勤で病理医が行う施設も考えられますが、それぞれホームページに記載されていると思います。間違いないのは癌研有明病院でしょうか?(文責 石山)

 

No.11922】  16年07月08日   S 
針生検

60才です。乳首の横辺りに1.5センチのしこりがあります。押しても痛くないです。針生検を3ヶ所しました。良性でしたが、エコーが不明瞭な為、疑惑が残りました。「針生検で良いとこだけに当たったかもしれない」と言われましたが、失敗したのでしょうか? 宜しくお願い致します。

針生検や細胞診では、採取する部分が目的の場所より浅かったり深かったりすると、目的の標本が採取できない場合があります。盲目的に針を刺すので、失敗ではなく、だれが行っても、このようなことは起こり得る検査です。よくわからない場合は、再度検査を受けたほうが良いと思います。(文責 須田)

 

No.11921】  16年07月08日   M
手術後の膨らみ

乳がんで右全摘手術をしました、手術してから一か月が過ぎました、胸がかなり大きいので、切った長さも少し長いように感じられます。最初は、少し膨らんでいるけど、まだ手術したばかりだからと思っていましたが、まったく膨らみがなくなりません。切った最初の部分が、ぷっくり膨らんでしまいました。病院の先生に聞いたら、脂肪腫だから、気になるようなら整形で切りますとのこと、驚きました。最初に少し膨らみがあったのに、何も対処してくれませんでした。もう治すには、切るしかないのですか。また他にも、乳がん全摘の人で、私の様な人がいらっしゃいますか。よろしくお願いします。

直接診察をしていないので、手術後の胸部の状態は不明ですが、術後の整容的な問題に関しては、個人個人、千差万別です。乳房の再建を含め、どのような形成を行いたいのかを、貴女の状態を一番よく把握してくださっている、手術をしていただいた先生にご相談するのがベストです。おそらく形成外科のDrにも相談してくださったのではないでしょうか? どうしても不安で納豆がいかない場合は、セカンドオピニオンをしてみるのもいいかもしれません。(文責 須田)

 

No.11920】  16年07月08日   R.M. 
病理検査・ki67のみ結果待ち

抗がん剤が必要になる可能性があるかどうか、心配です。45歳、閉経前、4月からマンモ、エコー、MRI、CT-PETなどを行い、左乳房温存術を6月中旬に受けました。マンモトーム生検では、ki67の数値を病院側が 術後の検査で変わるかもしれないという理由から
わかっていませんでした。術前は、しこり1つ 1.4cm、ホルモン陽性、HER2 1(陰性)、術後の病理検査で分かったのは、病理学的腫瘍径 1.5×1.2 センチネルリンパ節生検 陰性(0/1)浸潤がん 充実腺管がん 高度ホルモン陽性 HER2 1(陰性) グレード2 脈管浸潤 なし 増殖能 中間
これがすべての情報です。抗がん剤治療については、ki67の数値のみで決まってしまうのしょうか? オンコタイプDXを検討した方がよいでしょうか?

現時点で分かっていることは、 Luminal type の乳癌であるということです。Ki67 が高値であるか低値であるかの分類については、施設によって異なる場合があります。数値が微妙な場合は、オンコタイプDXで多遺伝子解析を行って、化学療法を行うかどうか検討するのも、一つの方法です。保険診療ではないので費用が掛かりますが、治療法に迷っているときには、目安になると思います。(文責 須田)

 

No.11919】  16年07月08日   Y
放射線治療について

初めて投稿します。昨年2015年11月に右乳癌(浸潤がん)ステージUbの診断を受け、乳房切除術(胸筋温存)+腋窩リンパ節郭清手術をした結果、しこり3.5cm、腋窩リンパ節への転移は1箇所、ホルモン0%、HER2 3+とのことでした。術後、この時点では放射線療法はなしでとのお話で、12月末から、EC療法を4回→パクリタキセル+ハーセプチンによる点滴を受けてきました。先日、抗がん剤(パクリタキセル)が最後になり、放射線治療のお話しになりました。放射線治療はないものと思っていたため、戸惑っています。話を聞くと、手術の時にリンパ節に7つほど腫れがあったらしく、(うち、転移が認められたのは1つなのですが) その数字が記録にあり、放射線治療も受けるか聞かれました(放射線治療は別の病院になります)。突然の選択で、迷いながらも副作用や費用の事を考え、放射線治療は受けないことにしたのですが、全摘とリンパ節郭清後でも、放射線治療を受けた方が良かったのでしょうか。また、受ける場合、時期としては抗がん剤の終わった今でないといけないのでしょうか。よろしくお願いします。

乳房切除後、腋窩リンパ節転移4個以上の場合、放射線療法(胸壁全体と鎖骨上窩に照射)が標準治療として強く推奨されていますが、転移個数1〜3個の場合でも推奨されます。この場合、標準的な抗癌剤治療を先に行って放射線照射の開始が遅れたとしても、胸壁及びその周囲のリンパ節への再発リスクは増加しないと考えられています。あなたの場合、リンパ節転移が1個ありますので、主治医から科学的根拠のある放射線療法を推奨されたのだと思います。疑問や不安がある場合は、もう一度主治医とご相談なさって、納得のいく治療を選択してください。(文責 須田)

 

No.11918】  16年06月28日   nao
皮膚改善の方法がありませんか?

リュープロレリン、タモキシフェンの副作用で、皮膚にひどいかゆみや、皮膚が裂けるなどあり、リュープロレリンだけは医者に相談後、やめました。しかし、タモキシフェンは続けるように言われたのですが、粘膜炎症が続き、耐えられません。皮膚改善の方法がありませんか? あまりの辛さに、しばらくタモキシフェンをストップしたら、しこりが大きくなっていました。もともと皮膚が弱く、薬を飲むとむくみが出たり、吐き気がしたことはありましたので、極力、薬を飲まずにきたのですが、今回はそういうわけにもいかず、困っています。どうぞよろしくお願いします。

質問有り難うございます。ご質問頂いた内容だけでは情報が不十分で、適格にお答えできません。
@ 何のためのホルモン療法なのか? 中止したら、しこりが大きくなったということは、再発されてしまっているのでしょうか?
A 術後の再発予防にしても、再発してしまった場合の治療にしても、効果と副作用のバランスで治療の継続、中断、中止、変更は考えるべきです。
再発してしまっているのなら、皮膚科との相談の上、治療効果を見ながらリュープレロリン、タモキシフェンを継続する方法、一方、治療効果はあるが、副作用としてきついのであれば、別の薬剤(ホルモン療法、抗がん剤)を選択するということになります。皮膚の副作用は、特効薬がないので、担当の先生とよくご相談ください。詳細がわからず、コメントはこれくらいにさせて頂きます。あまり、お力になれず申し訳ありません。(文責 鈴木)

 

No.11917】  16年06月28日   MH
手術後の治療法について(2)(HPNo.11910-2)

先日はご回答ありがとうございました。(No.11910)
その後、主治医の先生と相談し、ドセタキセル×4回とハーセプチン1年の併用療法を開始したところです。ホルモン療法は、抗癌剤治療が終わってから開始となるそうです。リンパ節転移ですが、前回の質問で説明が不十分でした。転移があったのはセンチネルリンパ節に1個だけでした。この場合でも放射線治療は行った方が良いのでしようか? また、放射線治療を行うとなった場合も、抗癌剤治療が終わってからとの事でした。積極的に勧めない理由としては、皮膚が硬くなってしまう為、エキスパンダーを入れている期間が長くなってしまうとの事でした。前回、回答頂いた再建後の合併症(グレードC)とは、どの様な事でしょうか? 度々の質問で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

質問有り難うございます。
全摘後の腋窩リンパ節転移1-3個の場合に、胸壁+腋窩に放射線治療を行うことは、一定の見解がないのが現状ではありますが、先に回答させて頂いたように、乳癌診療ガイドラインでは1個だけ転移があったとしても、全摘後のリンパ節転移陽性例には、放射線治療が勧められると記載されています。腕のむくみの頻度が増えることは懸念されますが、最善の方法としては放射線治療を勧めます。確かにエキスパンダーを入れておく時期が長くなり(最低でも半年から8ヶ月程度か)、フルに拡張してからの放射線治療になりますが、再発リスクを減らすのか、エキスパンダーを入れておく期間が長くなるのが問題なのか、ということになります。
合併症のグレードCというのは、エキスパンダーを挿入後に放射線治療を行うと、合併症が増えるため、放射線治療は勧められないという推奨グレードの分類で、合併症の種類云々ではありません。(文責 鈴木)

 

No.11916】  16年06月24日   T   
乳癌の可能性

初めて相談させていただきます。私は現在19歳の学生なのですが、左胸右側上部にしこりを発見しました。しこりは少し固く、よく動きます。それ以外の異変は特にありません。父方の祖母が乳癌を患ったことがあり、乳癌ではないかと少し不安に思っています。一度病院などで検査を受けたほうがよいのでしょうか。また、10代でも乳癌検査を受けられるのでしょうか。ご回答、よろしくお願いいたします。

19歳という年齢を考えると、乳がんの可能性は低いと思いますが、検査をお勧めします。(文責 清水)

 

No.11915】  16年06月24日   C 
抗ガン剤を受けるか悩んでいます

初めて相談させていただきます。5月半ばに左乳房温存、リンパ節切除しました。病理検査の結果がでましたが、抗ガン剤を受けるか悩んでいます。費用、日常生活など考慮して、できるなら受けたくありません。以下は結果です。
しこりの大きさ:1.7 リンパ節転移:1/22(センチネルリンパ節) 脈管侵襲:3+ 組織学的グレード:3 増殖能:高い ホルモン感受性:陽性  ER:3b(70%)  PgR:2(2%)  HER2:1+  Ki67:28% 断端:陰性 遠隔転移:なし
ご意見をうかがいたいです。よろしくお願いします。

年齢がわかりませんが、T1だがn1である事、脈管侵襲3+、ki67=28%というデータを見ると、化学療法をお勧めします。(文責 清水)

 

No.11914】  16年06月24日   I  
手術した方の胸に新たなしこり

初めてメールさせて頂きます。京都市在住、31歳です。去年温存で右の乳ガン手術をしたのですが、手術した方の胸に新たにしこりがみつかり、不安です。最初の手術をしたのは平成27年の10月で、ハー2陰性でホルモン受容体陽性だったため、12月まで放射線治療を行い(5週間)、現在はノルバデックスの服用とゾラデックスの注射を三ヶ月に一度受けています。リンパ節や他の臓器への転移はありませんでした。
術後から右の胸のハリと鈍痛がかなりありましたが、現在は、ハリは少しずつましにはなってきています。最近のニュースの影響もあって、このハリが心配になり、手術した総合病院とは違う近所のクリニックでエコー検査をしてきました。結果、右の乳頭近くに、押したらくぼみを伴うしこりがあると言われました。このしこりが、放射線治療などの影響でできているものなのか、去年の乳ガンとは別に新たにできているものなのかは、詳しい検査をしてみないとわからないと言うことで、結局、手術をした総合病院に紹介状を書いてもらいました。来週頭に受診する予定なのですが、これは乳ガンの可能性が高いのでしょうか? 去年の乳ガンの後、主治医のすすめで95GCという検査を受け、再発の可能性は低いとは言われていました。そのため、胸のハリを気にしないでいたのですが・・・。前回の定期受診は平成28年5月頭で、その時にも軽く触診?(しっかり触診ではなく、ペタペタっと触られるのみ)はして頂きましたが、なにも言われませんでした。治療に伴うしこりだったために先生は何もおっしゃらなかったのか、しこりを見落とされていたのか、わかりません。受診できるまで不安で不安で仕方なく、インターネットでいろいろ検索して、こちらのサイトを見つけました。お忙しいところ申し訳ありませんが、先生のご意見をうかがえたらと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

実際に見てみないとなんとも言えません主治医の先生によく診てもらってください。(文責 清水)

 

No.11913】  16年06月24日   S 
今後の治療について

今後の治療について悩んでおり、投稿させていただきました。現在40才、先月左乳房の乳がんに対して、皮下乳腺全摘、センチネルリンパ節生検、自家組織で同時再建しました。術中迅速で乳頭直下断端に乳管内伸展がありましたので、乳輪乳頭は切除しています。病理の結果は下記のとおりです。

Ductal carcinoma in situ,It. breast, pTisNX
D領域 g, ly0,v0
切除断端positive(外側断端 exposed)
Van Nuys classification:High grade DCIS(solid,cribriform,flat,comed,clear cell type)
免疫染色結果:ER(Score3b:50%以上) PgR(Score3b:50%以上)
HER2(score1:参考所見)
背景の乳腺組織:sclerosing adenosis,cyst,apocrine adenosis,usual epithelial hyperplasia,FA-like hyperplasia,columnar cell change/hyperplasia

D領域に広範にhigh grade DCISが広がっています。迅速時の乳頭直下組織にはDCISの進展がありますが、追加切除された乳頭部には明らかな悪性所見は認めませんでした。

主治医からは、非浸潤癌でホルモンは陽性。乳管内の広がりは5CM程度。ホルモン療法をするか、しないか、検討するようにとだけ言われました。手術前は浸潤癌と聞いていたので、予想外の結果に頭が真っ白になり、聞きたい事も聞けませんでした。次の予約までに時間が空いてしまうので、自分で病理結果を解読しようと調べているのですが、理解できない部分が多く、困っています。

1) わたくしの場合の所見をわかりやすく教えていただけないでしょうか。
2) 癌は取りきれたのか、High grade DCISとはどういう状況なのでしょうか。
3) 上記を踏まえて、無治療の場合と、ホルモン療法をする場合のメリット、デメリットを教えていただけませんか。

長文、乱文で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

お答えの前に、是非主治医の先生に確認した方が良いと思われることがあります。切除標本がDCISだったことを受けて、針生検の標本を見直してもらうことです。その結果、針生検の病理所見は見直しても浸潤癌だったのか?それとも、見直したら非浸潤癌だったのかということです。それが浸潤癌であれば、TisN0ではなく、T1aN0ということになります。
1)D領域:がんがあった場所は左乳房の外下1/4の範囲
  G:がんの広がりが乳腺組織内に留まっていない(脂肪組織、皮膚、筋肉には及んでいない
Ly0,v0:標本上ではリンパ管、血管の中にがんはありません。
  切除断端positive:切除した標本の外側の端にがんがありました。(残っている組織にがんがある可能性があります)
  Van Nuys classification: 非浸潤がんが浸潤がんになりやすさををあらわす分類
  High:非浸潤がんの中では悪性度が高く、浸潤がんになりやすい
  免疫染色結果:参考の結果で、非浸潤がんでは関係ありません。
  背景組織:様々な良性の変化が見られます。

2)“外側断端がpositive”とありますから、外側に残存している可能性はあります。しかし、乳頭側断端が陽性で、追加切除した乳頭乳輪にはガンがなかったということもあるので、絶対に残っているとも断言できません。断端陽性の部位が同定できれば追加切除するか、経過を見るかどちらかになります。”High Grade DCIS”について:DCISについては、基本的に遠隔転移のリスクが非常に低い乳がんです。そして、中には一生浸潤癌にならないでDCISのままでいる顔もあるのではないかと言われています。そこで、Van Nuys分類と言って、DCISが浸潤癌になりやすさを表しています。言い換えるとHigh Grade DCISとは浸潤癌になりやすい非浸潤がんということです。ということは、切除標本の検査は5mmの厚さに切った面を検査していますから、その5mmのければ中に浸潤がんがある可能性について、確率は低いのですが、考えないといけません。
3)非浸潤がんの術後治療は原則として無治療です。治療する場合、その目的は二度目のがんの発生を予防することです。しかし、閉経前の場合に使うお薬はTamoxifenですので、内服することで子宮体癌が増えるというデメリットがあります。(文責 清水)

 

No.11912】  16年06月15日   A.H.
胸のシコリがいびつ

61才です。毎年乳ガン検査を受けています。開業医のエコーだけの年もありましたが、町ぐるみ検診は去年の9月に触診とマンモだけでした。1ヶ月前に、何年も前から陥没乳頭なのですが ふと急に気になり総合病院の外科 (9月に町ぐるみ検診した外科)で受診しました。念入りな触診で、十中八九大丈夫!と言われ、マンモもして帰り、結果は二週間後です。吸引器で乳首を吸引したら、右は偏平ながら少し出ましたが、左はなかなか出ないので、手でいじっていると、右にはないシコリがありました。外科の先生は金曜日だけなので、乳腺外科に行き、またマンモとエコーをしてもらうと、シコリではなく乳腺!との事でした。二週間後外科に行き、シコリの事を伝えエコーをしたら、形がいびつだったのか誰が見てもガン!と言われ、針生検をする事になりました。乳腺外科に再び行き、エコーのやり直しをしたら、「 ああこれか、調べた方がいい」と言われ、 今、針生検の結果をたまらない気持ちで待っています。血液検査と造影剤CTもしました。鏡で見ても左右対称です。シコリは撫でるだけでは分かりにくく、指先を押し込むと分かります。乳汁や血は出ません。シコリとエコーの形がいびつだと乳ガンの可能性は高いようにネットでは書いてあり、自営の店もずっと閉店しています。心配です。宜しくお願いします。

ご相談ありがとうございます。 私のお返事でA.H.さんの心配が少しでも減れば嬉しく思います。現在は、左乳房のしこりに対して行った針生検の結果を待っている状況と拝読しました。 結果をお待ちになる間は大変不安な時間であると推察いたします。しかし既にマンモグラフィ、エコー、造影CT、採血、そして針生検まで、できる検査は十分お受けになっています。今しばらく針生検の結果をお待ちになって頂きたいと思います。(文責 斎藤)

 

No.11911】  16年06月15日   S
ホルモン療法について

現在再発乳癌で、ホルモン療法をしていますが、閉経前乳癌で、ホルモン療法は保険適用では、タモキシフェン、リュープリン、ゾラテックスが基本であると思いますが、効きが悪くなった場合、リュープリン+フェマーラは保険適用にはならないのでしょうか? 浸潤性小葉癌、ホルモン感受性乳癌には効果があるとみた記憶があります。ただ保険適用ではなく、リュープリンで骨密度減少ぎみなので、使用にはデメリットもあると思っていますが、抗がん剤を長く続けていくよりも、少しでも効果があるのであれば、使用してみたいと思うのですが、無理なのでしょうか? 現在、皮膚、胸壁のみに癌があり、全摘後の再発で手術不能です。よろしくお願いします。

ご質問ありがとうございます。 私のお返事でSさんの疑問が減れば嬉しく思います。まず閉経前乳癌に対するリュープリン+フェマーラ療法ですが、フェマーラの効能又は効果に「閉経後乳癌」と記載されているため、保険適応にはなりません。使用可能な地域・地方もあると伝え聞いていますが、本邦の保険診療では原則使用禁止です。しかし閉経前状態でも閉経後ホルモン療法を継続して使い続けたいというお気持ちは十分理解できます。Sさんのご担当の先生とよくご相談のうえ、今後の治療薬剤をお決め頂きたいと思います。(文責 斎藤)

 

No.11910】  16年06月15日   M.H. 
手術後の治療法について

43歳です。手術前診断では 超音波33o、骨転移の所見 なし、ダブルマスター 陰性、針生検 硬癌、ER(+)PGR(+)HER2(2+)CXP・n.p 遠隔転移なし、T2N0M0 stageUAでした。CEF療法×4回後に左乳房全摘出しました。病理結果は、浸潤径18×11o 乳頭腺管癌+充実腺管癌 核グレード1(unclear atypia2 、mitotic count1) 組織グレードU(Elston&Ellis )f+ s- ly1 v0 切除断端陰性 リンパ節転移陽性(1/18) 化学療法効果判定・Grade 1a ER(+)PGR(+)HER2・3+ Ki67・1.3 でした。術後の治療法てすが、腫瘍の性質が変わったので、ハーセプチン1年とホルモン療法5年と言われました。タキサン×12週は行ってもあまり効果が期待出来ないので積極的には勧めない、放射線治療も再建手術などを考えると積極的には勧めないと言われました。自分としては再発は避けたいので、最善策をとりたいと考えます。ご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願いします。

ご質問ありがとうございます。私のお返事でM.H.さんの疑問が少しでも解消すれば嬉しく思います。少し長くなります。M.H.さんは術前化学療法の後に乳房切除術をお受けになり、化学療法後の乳がんは、大きさ18mm、リンパ節転移1個、ホルモン受容体陽性、HER2蛋白陽性の状態です。今後の薬物療法ですが、以下の理由から、私はタキサン系薬剤+ハーセプチンの併用療法をお勧めします。
@リンパ節転移陽性乳がんに対して術後療法としてアンスラサイクリン(今回術前にお受けになったCEF療法)にタキサンを併用することが勧められる。(ガイドライン:グレードB)
AHER2陽性乳がんには術後化学療法+ハーセプチンが強く勧められる。(グレードA)
この術後化学療法+ハーセプチン療法の臨床試験に用いられた化学療法は、多くがタキサン系薬剤でした。以上の理由により、タキサン系薬剤併用のハーセプチン療法を私であればお勧めすると思います。また、腋窩リンパ節転移1個の方への乳房切除後放射線治療は実践するよう推奨(グレードB)となっていますので、放射線治療をお受けになることも合わせてお勧めいたします。ただし将来再建手術をご希望なさる場合は、再建後の合併症の危険性を考えると放射線治療は勧められない(グレードC2)となっています。今後の化学療法と放射線治療については担当の先生とよくご相談になり、後悔しない納得のいく方針をお決め頂きたいと思います。(文責 斎藤)

 

No.11910-2】  16年06月28日   M.H. 
手術後の治療法について(2)

先日はご回答ありがとうございました。(No.11910)
その後、主治医の先生と相談し、ドセタキセル×4回とハーセプチン1年の併用療法を開始したところです。ホルモン療法は、抗癌剤治療が終わってから開始となるそうです。リンパ節転移ですが、前回の質問で説明が不十分でした。転移があったのはセンチネルリンパ節に1個だけでした。この場合でも放射線治療は行った方が良いのでしようか? また、放射線治療を行うとなった場合も、抗癌剤治療が終わってからとの事でした。積極的に勧めない理由としては、皮膚が硬くなってしまう為、エキスパンダーを入れている期間が長くなってしまうとの事でした。前回、回答頂いた再建後の合併症(グレードC)とは、どの様な事でしょうか? 度々の質問で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

質問有り難うございます。
全摘後の腋窩リンパ節転移1-3個の場合に、胸壁+腋窩に放射線治療を行うことは、一定の見解がないのが現状ではありますが、先に回答させて頂いたように、乳癌診療ガイドラインでは1個だけ転移があったとしても、全摘後のリンパ節転移陽性例には、放射線治療が勧められると記載されています。腕のむくみの頻度が増えることは懸念されますが、最善の方法としては放射線治療を勧めます。確かにエキスパンダーを入れておく時期が長くなり(最低でも半年から8ヶ月程度か)、フルに拡張してからの放射線治療になりますが、再発リスクを減らすのか、エキスパンダーを入れておく期間が長くなるのが問題なのか、ということになります。
合併症のグレードCというのは、エキスパンダーを挿入後に放射線治療を行うと、合併症が増えるため、放射線治療は勧められないという推奨グレードの分類で、合併症の種類云々ではありません。(文責 鈴木)

 

No.11909】  16年06月06日   T
異時性両側乳がん

異時性両側乳がんです。今後の治療について参考意見を伺いたくメールしました。2005年 腫瘍の大きさ 1.2cmx0.8cmで、右乳房温存術 。右腋下にクルミ大のリンパ節転移1個 her2 +3 ホルモン陽性 組織学的グレード 2 。術後治療は 放射線治療 抗がん剤 EC-T療法 ゾラ と タモキシフェンによるけんホルモン療法を実施。2011年 定期検診にて体側に乳がん確認。タモ服用中の再発のため服用中止、手術し、左全摘出しました。小葉がん 4cm大 ごく一部に硬癌含む リンパ節転移なく 組織学的グレード1 Her2 − ホルモン陽性。2005年の術後以降、生理はなかったのですが、2011年の術後に一度生理有り、血液検査し、完全に閉経状態でなかったため、リュープリンとアリミデックスによるホルモン療法を受け、現在に至ります。リュープリンは2年で終了しています。その後 生理はありません。アリミデックスを使用して5年を経過したため、担当医より服用を終了し、経過観察のみの治療にしても良いと、提案がありました。どうしようかと思案中です。参考意見をお聞かせください。これまでの経過と、腫瘍が大きかったことを考えると、終了に不安もあるのですが…。タモを服用中に体側へ再発していることを考え合わせると、5年以上同じ薬を使用することにも不安があります。宜しくお願い致します。

左側の小葉癌に対しての治療は、リュープリンとアリミデックスでしたが、リュープリン使用後に真の閉経になり、アリミデックス5年投与したのですから、本来はそれで終了です。アリミデックス等アロマターゼ阻害薬は、術後5年以上の投与に有効性が認められていないので通常は終了します。必要に応じてタモキシフェンを投与して内分泌療法を継続する方もおられますが、あなたの場合はタモキシフェン投与中の発生の乳癌のためタモキシフェンを使わなかったので、ここで使用するわけにもいかないでしょう。2度目の乳癌は腫瘍のサイズは大きかったものの、リンパ節転移が無いことや、術後化学療法を施行しなかったこと等を考えると、最初の癌よりもおとなしかったと考えられます。タモキシフェンを使用することも一手ではありますが、第2の癌の補助療法の継続という意味ではなく、右の温存された乳房に新規発生する乳癌の予防という意味合いでしかない、と考えます。(文責 久保内)

 

No.11908】  16年06月05日   M 
乳がん治療中の卵子凍結について

初めて投稿させて頂きます。質問にお答え頂ければ有難いです。乳がん治療中の卵子凍結の件なのですが…。10年ほど前から不妊治療をしており、体外受精に向けて準備をしていたところ乳がんが見つかり、大変ショックを受けました。手術前に卵子凍結を行おうと思いましたが、ホルモン受容体陽性だったので、排卵誘発剤を使用すると過剰にホルモンが分泌されるとの産婦人科医の話だったので、ガンの進行を早めてしまったり、がん細胞を増殖させてしまうより、早く取ってしまった方が良いとの判断でした。なので手術を今年の2月下旬にうけ、今は放射線、ホルモン療法、リュープリン注射をやっています。やはり子供を諦める事が出来ず、抗がん剤前に卵子凍結をしたいと思っております。大まかな病理結果は、ホルモン受容体ER3b50%以上 PgR3b50%以上 Ki-6730% HER23+ リンパ節転移無 腫瘍の実測値1.8×1.3p 硬癌(f)浸潤性入管癌 Ng:3(Na:3 Mc:3)v1、ly1  cT1bNOMOc stage1 T(1c)M (0)N(0)トリプルポジティブ グレード3 核異形成?3です。

1) 今現在、放射線、ホルモン治療、リュープリン注射をしていますが、卵子凍結をするにあたり、薬も注射も続けたままで凍結してもよいのでしょうか? 全部やめて、数カ月あけて(薬が抜けるまで)凍結したほうがよいですか?
2) タモキシフェン(服用約2カ月)リュープリン注射(12周ごと1回済)をしたことにより、卵子への影響はありますか?(その卵で受精卵を作った場合、奇形児が産まれるリスクはあるのか?)
3) 卵子凍結は自然周期で1コ採卵するのを何か月も続けた方がいいのか(例、3コ採卵したいなら3カ月のように。) 排卵誘発剤を使って一度に何個も卵を作って採卵してもよいのか?(後者は再発リスクが高いような気がしますが。)
4) 卵子凍結するには早くても1カ月(排卵誘発剤を使用する場合)ないし、自然周期なら数カ月は抗がん剤治療に進めないが、手術終了後6カ月も抗がん剤治療まで期間をあけてもいいのか?
5) ホルモン療法+リュープリンで卵巣に作用していると思いますが、そこへ排卵誘発剤を使用してもいいのか?

色々お聞きしてしまい申し訳ありません。宜しくお願い致します。

1)2) リュープリンには催奇形性は無いということですが、投与している限り排卵は望めないので、休薬して時間が経たないと採卵は無理だと思います。またタモキシフェン投与中の催奇形性は有るものの、これは受精卵が体内に存在する場合です。最近では排卵誘発にタモキシフェンを使用することもあるとのことですが、限定的に超短期投与ですので、長期投与中では廃案は起こりにくい状態になっていると考えます。
3) 不妊治療の常識では、ただでさえ妊娠しにくい方から採卵するので、通常では排卵誘発剤を用いて複数個の採卵をすると聞いています。
4) 基本的には、乳がん治療をきっちり続けて癌の再発から身を守ろうとされるのか、癌には目を瞑って不妊治療をなさろうとするのかの二者択一だと思います。二兎を追うようなことをしても、決して良い結果にはならないと考えます。
5) 不妊治療のための採卵希望の場合は、産科の専門医にお尋ねください。(文責 久保内)

 

No.11907】  16年06月05日   K.M. 
手術後の治療方針について

どうぞよろしくお願いいたします。89歳の母の手術後の治療についてです。2月下旬に右胸にしこりを見つけ、4月下旬に部分切除しました。先日検査結果の報告と今後の方針についてのお話がありました。今後放射線照射を受けるか、無治療にするかを、早めに決めなくてはなりません。助言をお願いいたします。
アポクリン癌 2.0×0.8p 浸潤径 0.4×0.3
ホルモン受容体 無し
HER2タンパクの発現 陰性 1+
組織学的悪性度(核異形度)3
切除断端 マイナス
脈管侵襲 リンパ管 マイナス 血管 マイナス
増殖マーカー Ki-67 48%
Stage 切除した部分だけでみればT(リンパを見ていないのでわからないが、もし問題があればUAくらい)

ここ数年衰えは目に見えてきておりますが、年齢の割には元気で、健康な方と思います。手術前の検査で、全身麻酔の手術が可能であるとのことでしたが、リンパに転移している可能性はそれほど高いわけではないという印象と、やはり高齢ですから、全身麻酔による万一の危険を避けて、部分切除を選びました。というわけで、リンパは調べておりません。手術前日から手術後4日間、血圧が上200前後で下がらず心配でしたが、その後、特に問題もなく、通常どおり過ごしています。今後の治療について、ホルモンとハーセプチンは効かない。年齢と体力を考慮して抗がん剤は使わない。ということで説明を受け、理解しています。放射線照射について、予防的にはした方がよいが、毎日通うことと、いくつかの副作用について困難を感じるなら、無理にしなくてもよいといった印象です。放射線の技術が上がっているとはいえ、何の危険もないわけではないし、放射線をかけなかったところに転移する可能性もあるわけですし、本人の自力の可能性に賭けるのもありかな…と思う一方、再発するとしても5年くらい先だろうというお話をうかがってはいますが、わずかな苦痛と危険をさけて、もしかしたら10年元気でいられる可能性を損なうのもどうかと思います。比較的おとなしいタイプのがんであることや、高齢であることを鑑みてもなお、放射線治療を選ぶ有用性は高いでしょうか。検査結果は上記のとおりですが、放射線の治療を受けることをお勧めになりますか? お考えを聞かせていただければ幸いです。最後になりますが、このような場を提供してくださることに感謝いたします。

術後の放射線治療は、あくまでも温存手術を補う局所療法であり、乳房温存療法のガイドラインにもあるように、術後の放射線治療を回避するべき症例(過去の同じ部位の放射線治療歴・膠原病等の基礎疾患・認知症等で放射線治療が危険である場合・最近では乳癌遺伝子保有者等)では、術式は乳房切除(全摘)にするべきです。例外として「切除断端を十分陰性で取ることが出来るなら、臨床試験等の場合は除く」と有りますが、通常放射線治療はするべきです。ただしその目的は、局所再発を防止(本来部分切除で切除断端陰性の場合、放射線治療無しで7~8%の局所再発率を、放射線治療により1~2%まで減少させて、数年後に乳房切除という再手術を予防)して、局所のコントロールを乳房切除並みに引き上げることにあり、遠隔転移を予防することにはなりません。お母様の場合、本来は乳房切除が適応と考えられる乳癌に対し、やや甘い適応で温存手術になったと考えられますが、今後発症する可能性のある局所再発とリンパ節転移に目をつぶれば、『放射線治療無しという選択肢』は有りだと考えます。一つ付け加えさせて頂ければ、記載されたデータから読み取ると、StageUAの乳癌の10年生存率は80%ですが、triple negative typeでKi67=48%と結構高いので、遠隔臓器再発率はその裏返しである20%よりずっと高くなり、「比較的おとなしいタイプの乳癌」というのには当たらず、むしろ「小さく見つかったけれど結構お転婆な乳癌」という印象を受けます。とは言え、「89歳なので抗がん剤は使わない」という方針は、それはそれで尊重して良いと考えます。(文責 久保内)

 

No.11906】  16年05月24日   H   
治療方針について(3)(HPNo.11802-3)

【No.11802】にてご質問させていただいたものです。お世話になります。その後、AC療法3ケ月、ハーセプチン+パクリタキセル3ケ月の術前化学療法を終え、術前検査を行った結果、抗がん剤の効果があり、画像上がん細胞が消失したくらいになりました。当初8cm大のがんであり、リンパ節転移陽性であったことから、「乳房全摘+リンパ節郭清」の手術になることと覚悟していました。ところが、担当医より、この状態であれば「乳房部分切除+センチネルリンパ節生検」で手術して、リンパ節は、センチネルリンパ節生検の結果により周囲のリンパ節切除範囲を決め、乳房については、病理検査の結果、取り残しがなければ1ケ月半程度放射線治療を行い、取り残しが合った場合は全摘などの追加再手術をしたらどうかということで、薦められました。そこでご意見を伺いたく思います。

1)一般的に上記手術方針で問題ございませんでしょうか?
2)当初、ステージVaと言われていたがんでしたので、とても心配していましたが、現在の状況で乳房部分切除+放射線治療でも、乳房全摘でも、今後のリスク(生存率、再発率、治癒率など)は変わらないものでしょうか?

手術は6月初めになりますが、乳房全摘でなくても生存率や再発率などのリスクも変わないのであれば、放射線治療をしたとしても、切除範囲が少ないに越したことはございません。ハーセプチンは、まだ来年まで投与が続きます。本日、思いがけないことを担当医に言われたため、本当に大丈夫かなと、帰宅後やや不安に思い始めました。是非、ご意見をお聞かせ下さい。お手数おかけいたしますが、どうかよろしくお願いします。

1) 8cmのしこりが、化学療法で小さくなったことは、大変良いことです。一般的に、小さくなる際に同心円状に小さくなったのであれば、切除範囲は小さくできます。乳房切除が温存術に変更になる可能性は、この場合です。他には、8cmの範囲でパラパラとがんが存在して、治療効果があるのですが、それぞれが小さくなったり、非浸潤がんの形で残ったりして、切除しなくてはいけない範囲は変わらないというパターンもあります。このパターンでは、画像上、消失したように見えて非浸潤がんの形で残っていることがあります。どちらであるかは、メールなどでは判断できないので、主治医の先生に良く聞いて決めるほかありません。
2) 変わりません! ただし、温存術を受けた場合は、局所再発というリスクが発生します。また、全摘を受けた場合でも、腋窩リンパ節の転移が多く残っている場合(4個以上)は、放射線治療を受けた方が生存率に差が出てきます。いずれにしろ、良く主治医と相談して、納得して治療法を選択することに尽きます。(文責 緒方)

 

No.11905】  16年05月24日   Y 
マンモグラフィのみの検査

先日人間ドックの乳ガン検査で、マンモグラフィのみの検査をしました。結果は、カテゴリー3で、微小円形、淡く不明瞭集簇性分布とありました。再検査は早い方がいいのですか? それと集簇性だと悪性でしょうか? 年齢は44歳で、出産は一度しています。

マンモグラフィの検診で用いられるカテゴリーの分類は、5段階で表記されます。カテゴリー3は、良性(ガンでない)の可能性が高いが、ごくまれに悪性の可能性もあるしこりや石灰化に対して付くものです。集簇していないとカテゴリー2となり、良性の石灰化となります。急がなくても大丈夫ですが、マンモ以外の検査を併せて受けておけば良いと思います。(文責 緒方)

 

No.11904】  16年05月17日   さくら
脳転移の症状(2) (HPNo.11887-2) 

先日はありがとうございました。早速、主治医の先生に症状を話して、脳のCTをとっていただきました。結果は、脳転移は見られないということでした。やはり認知症の可能性があるかと思うのですが、本人の前で主治医の先生に「念のため認知症の検査をしていただきたく、その科にまわしていただけないでしょうか」と言えなくて、帰ってきてしまいました。直近の出来事の記憶など、加齢による物忘れとは違うようなところがあります。ガンの相談ではないのですが、認知症の検査をしたほうがよいのでしょうか? お忙しいところ申しわけありません。どうぞ宜しくお願い致します。

今おかかりの病院が総合病院なら、その病院の神経内科か精神科にかかることになるのでしょうが、乳腺科の看護師でも受け付けの人でもいいので、とりあえず相談してみるのもいいのでは。そうでなければ普通に老年医学とか痴呆外来などのクリニックを探すのでしょうか。(文責 石山)

 

No.11903】  16年05月17日   F.M.
ゾメタでも治療は可能なのでしょうか?(HPNo.11899-2)

先日は、お返事有り難うございました(HPNo.11899)。乳腺科を受診し、全身の造影剤使用のCT検査をした結果で確定診断をし、再発転移として治療するといわれました(PETのない施設なので)。現在 背中の痛みは完全になくなりました。運動をしても痛みは出ません。次回の診察は6月末です。薬のアレルギー反応検査を依頼し、異常なしの確認ががとれたら、フェアストン40r3錠剤服用開始することになりました。質問させていただきます。骨転移はゾメタの点滴と思っていたのですが、ランマ-ク皮下注射と聞かされました。帰宅後、分子標的の薬とわかり、化学物質過敏症の患者はハ-セプチンでひどい副作用が出たと、アレルギーの先生に以前言われたことを思い出しだしました。この12年、点滴投与以外はしたことがなく、皮下注射できるかどうかわかりません(浮腫みが常にあり、皮膚の状態がひどいので)。ゾメタでも、治療は可能なのでしょうか? お返事、よろしくお願い致します。

アレルギーは個々の状態により異なるので、分子標的薬だからアレルギーが多いというわけでなく、実際は投与しないとわかりません。アレルゲンテストなどして投与するなら問題ないと思います。(文責 石山)

 

No.11902】  16年05月12日   B  
転院先について

3年前のGW前に初めて受けた乳癌検診でひっかかり、要精密検査となりました。その後、6ヶ月毎に定期検査を行い、経過観察中です。定期検査でエコーとマンモグラフィを受けました。結果、変化なしでした。4月から通院中の乳腺科医師が減り、凄く混んでいて、治療が必要な人が優先になり、私のような安定している経過観察の人は、転院する話がありまして・・・。半年後の10月の定期検査が、初診からずっと3年半診てくれた現主治医の診察が最後になります。次回の定期検査までに転院先を決めないと紹介状が作成できません。転院先は、主治医の先生が紹介する個人病院か、自分で希望する病院のどちらかになります。自分で希望する病院は、住んでいる地域の市町村医療機関検診施設である大学病院名を伝えたら、「経過観察だけでの受け入れどうだろう?」と言われました。この大学病院では、2年前から市町村医療機関乳癌検診(エコーのみ)をこっそり受けていたので、データーがあり、毎回、次年度検診でOKになってます。

1) 転院相談を兼ねて定期検査の前に今年度の医療機関乳がん検診を申込みするのですが、検診から8ヶ月という短い期間で検診に行っても大丈夫ですか? 
2) 同じ医師で検診予約をとり、今後の相談をして、受け入れ許可して頂くと、次の主治医が乳腺認定医の先生になります。現主治医と同じ乳腺専門医の曜日に予約し相談した方がよいですか?
3) 転院先は、大学病院と個人病院のどちらが良いですか?

宜しくお願いします。

地域の医療事情はよく分かりませんし、経過観察中というのはどの程度のものかもわからず、判断ができませんが、現在大学病院の検診を受けているのであれば、とりあえず紹介状を大学あてに書いてもらえばいかがですか。こっそりかかっているというのも正直に話したほうがうまく連絡が取れるのでは?(文責 石山)

 

No.11901】  16年05月12日   S 
乳ガン検査、治療について

初めて相談させて頂きます。45歳、出産経験無しです。先月末に、乳ガン検診を受けました。昨年8月に、マンモ、エコー検診をを受けたので、少し早いと思いましたが、芸能人の方の乳ガンの話や、少し胸に違和感を感じたので、初めて行く乳腺クリニックで検診を受けた所、エコーで異常があり(7ミリほどの腫瘍に、血流がありました)、翌日造影MRIをとりました。先週末MRIの結果を聞きに行った所、MRIにも影があるので、80%乳ガンだろうと、先生から話がありました。MRI、エコーの画像からして、0期非浸潤癌であろうという話で、腫瘍の摘出手術をすすめられました。手術は、日帰りが可能で、1時間ほどで終わり、摘出すれば今後の治療も必要ないとのお話でした。針生検は、癌細胞が散らばって再発してしまうので、やらない方が良いとのお話でした。全く乳ガンについての知識がなく、ネットで調べたりしているのですが、生検無しの手術というのは、あるのでしょうか? また、針を指すと、癌細胞が散らばってしまうのでしょうか? 飛び込みで行ったクリニックなので、先生の事も全くわからず、このままお願いすべきか判断ができません。今のクリニックの先生の話されるとおり、1日も早く摘出したいと思う気持もあるのですが、乳ガンは、手術後にも治療が必要との話しをネットで目にしたりして、このままで良いのか、乳ガンと言われたショックと、ネットに溢れる情報にどうしようもなくなってしまい、こちらにたどり着きました。長々と、的を得ない文章で申し訳ありません。ご助言をいただきたく、お願いいたします。

摘出手術というのは、検査目的なのか、治療目的なのかで、まったく意味が変わります。乳がんの診断を病理学的にしないで治療を行うことは原則的にありませんし、針生検が癌をまき散らすというのはあまり科学的でないように思います。いずれにしてもセカンドオピニオンを受けるか、今回の手術の目的を確認されたほうがいいと思います。(文責 石山)

 

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